▼ 旧ブログ 記事:2012/07/12 23:28 からの転載 ▼
まさに 祇園祭 さなかの四条通り ですが、人ごみを掻き分けてでも 行く価値アリです!
* 挑交会 茶道具展 -7人による円融の空間-
:H 24/7/11(水)〜7/17(火)
:京都 高島屋 6階美術画廊
: (指物師) 岩木 秀樹 / (塗師) 岩渕 祐二 / (釜師) 角谷 和彦
/ (陶工) 西村 德哉 / (陶工) 檜垣 良多 / (指物師) 兵働 知也
/ (陶工) 宮川 鉄司
背中にのしかかるような 京都の湿度を浴びながら、昨日さっそく お邪魔して来ました。
すでにご存知の、あるいは、すぐに どなたのご子息か推察できる
「各分野で 茶道具制作に勤しんでおられる 次代の作り手 7名」 (案内状より引用)
の、競演 であり 共演です。
*
私の友人であり 仲間、否、いわば戦友である 兵働知也さんが参加しておられるので、
逆に あまり大言壮語な紹介は、避けたい心境でありますが、
私の 個人的な感想 としましては、
“モダンでありながら、奇を衒っていない” “伝統の踏襲 の内から、新味の発露する”
茶道具として 使い勝手の良さそうな・取り合わせの楽しそうな お道具群だった気がします。
(兵働さん…いつも生意気ばかりで僭越ですが…、湿度を忘れさせてくれる スガスガシイ思いがしました。ありがとうございました。)
ちょうど 兵働さんが言っておられましたが、
“その1点単体で、100%完結してしまう【美術工芸品】 にならないよう”
取り合わされて はじめて、良さが 浮き出てくるような、「道具」 づくりを
常に心がけて おられるようです。
(氏はストイックな 職人気質 ですので、私が勝手に翻案させて頂きましたが……、おっしゃることと 大きくズレては ないと思います……)
*
会の皆さんが、合作 (“コラボレーション”でなく あえて合作と呼びたい) しておられる
(上) 案内状 写真の作品群は、ぜひ 細部までじっくり ご覧ください。
(昨日 ちょうど 長刀鉾の 鉾立がはじまっていました。)
涼みがてら 高島屋さんに 行ってみるべき です。
結局 私情を挟み込んでしまった……