2018年8月

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元号索引と茶道茶書

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※当項とは別に、編年体(西暦順)の「元号一覧」と「茶道史略年表」がございます。

※「茶書」は網羅に努め、また、明治期以降のものは別項をたてます。


順 【 元号 】 :時代:   西暦   天皇 :出来事・人物 ●茶道の歴史  ◆茶書


▼ ア ▼


1 【 安永 】 :江戸: 1772-1781   後桃園・光格 :安永の御所騒動・安永噴火・田沼意次
  ◆「茶経詳説」-大典顕常・「考茶録」・「茶器価録」

2 【 安元 】 :平安: 1175-1177   高倉 :安元の大火
  ●平重盛が仏照禅師より「馬蝗絆」茶碗を授かる

3 【 安政 】 :江戸: 1855-1860   孝明 :安政地震・安政五カ国条約・安政の大獄・桜田門外の変
  ◆「法護普須磨」-千精中宗室・「後楽堂喫茶弁」-小川可進・「煎茶綺言」-売茶東牛
   ・「披間之弁」「茶湯一会集」-井伊直弼・「茶則」-速水宗達(速水宗曄)・「型物香合相撲番付」
   ・「宇治御茶壺道中記」

4 【 安貞 】 :鎌倉: 1227-1229   後堀河 :道元・大内裏焼失
  ●道元が宋より「久我肩衝茶入」を将来 また同道の藤四郎=加藤景正は製陶法を学び瀬戸焼を始める

5 【 安和 】 :平安: 968-970   冷泉・円融 :安和の変
  ●「西宮記」に「造茶使」の記述


▼ エ ▼


6 【 永延 】 :平安: 987-989   一条 :藤原元命

7 【 永観 】 :平安: 983-985   円融・花山 :慶滋保胤

8 【 永久 】 :平安: 1113-1118   鳥羽 :菅原在良

9 【 永享 】 :室町: 1429-1441   後花園 :永享の乱・新続古今和歌集
  ●一休宗純が大徳寺如意庵住持となり十日で退く・「室町殿行幸御飾記」に足利義教の行幸接待の様

10 【 永治 】 :平安: 1141-1142   崇徳・近衛 :藤原永範

11 【 永正 】 :戦国: 1504-1521   後柏原 :甲子革令・永正の乱・永正の錯乱
  ◆「君台観左右帳記」-相阿弥
  ●永正在銘の芦屋釜(根津美術館藏)・「大黒庵」在銘の釜・豊原統秋が邸内に「山里庵」を造営

12 【 永承 】 :平安: 1046-1053   後冷泉 :前九年の役

13 【 永祚 】 :平安: 989-990   一条 :藤原定子

14 【 永長 】 :平安: 1096-1097   堀河 :永長地震

15 【 永徳 】 :北朝: 1381-1383   後園融・後小松 :白蔵主・足利義満任大臣大饗次第

16 【 永仁 】 :鎌倉: 1293-1299   伏見・後伏見 :永仁の徳政令・永仁の壺

17 【 永保 】 :平安: 1081-1084   白河 :後三年の役

18 【 永万 】 :平安: 1165-1166   二条・六条 :藤原俊経

19 【 永暦 】 :平安: 1160-1161   二条 :芦手絵和漢朗詠抄

20 【 永禄 】 :戦国: 1558-1570   正親町 :永禄の変・足利義栄
  ◆「酒茶論」-蘭叔玄秀・「分類草人木」-真松斎春渓・「古伝書」-実暁

21 【 永和 】 :北朝: 1375-1379   後円融 :細川頼之
  ●足利義満が室町第(花の御所)を造営し会所を設ける

22 【 延応 】 :鎌倉: 1239-1240   四条 :後鳥羽院崩御
  ●叡尊が大茶盛を始める

23 【 延喜 】 :平安: 901-923   醍醐 :延喜の治・古今和歌集
  ●醍醐帝の仁和寺行幸の折り宇多法皇より茶の勧め・菅原道真が太宰府配所にて喫茶

24 【 延久 】 :平安: 1069-1074   後三条・白河 :記録荘園券契所
  ●成尋が入宋し神宗皇帝より茶を賜る・「参天台五台山記」

25 【 延享 】 :江戸: 1744-1748   桜町・桃園 :徳川家重
  ◆「源流茶話」「茶人行言録」「茶道霧の海」「茶友絶交論」「目さまし草」-藪内竹心

26 【 延慶 】 :鎌倉: 1308-1311   花園 :守邦親王

27 【 延元 】 :南朝: 1336-1340   後醍醐・後村上 :延元の乱
  ●大徳寺開山 宗峰妙超の没・夢窓疎石が西芳寺庭園を作庭

28 【 延長 】 :平安: 923-931   醍醐・朱雀 :清涼殿落雷事件・延喜式
  ●年料雑器として尾張長門に陶器を規定

29 【 延徳 】 :室町: 1489-1492   後土御門 :長享延徳の乱・慈照寺銀閣
  ●吉川家本「元亨釈書」紙背に十種茶勝負の記録・「一休年忌奉加帳」に珠光の名が記載

30 【 延文 】 :北朝: 1356-1361   後光厳 :足利義詮・延文百首
  ●妙心寺開山 関山慧玄の没

31 【 延宝 】 :江戸: 1673-1681   霊元 :三井高利・延宝地震
  ◆「後西院御茶湯之記」-真敬法親王・「森田久右衛門日記」-森田光久
   ・「反古庵庸軒茶之湯之留書」-藤村庸軒

32 【 延暦 】 :奈良・平安: 782-806   桓武 :平安遷都・延暦寺
  ●「百丈清規」-百丈懐海


▼ オ ▼


33 【 応安 】 :北朝: 1368-1375   後光厳・後円融 :赤松則祐・則祐肩衝

34 【 応永 】 :室町: 1394-1428   後小松・称光 :応永の乱・応永の外寇
  ●日明貿易・足利義満が北山山荘(金閣寺)を造営・世阿弥「風姿花伝」・東寺南大門前に一服一銭の茶店
   ・「教言卿記」に「備前茶壷」の記事・伏見宮貞成親王が地下人らと雲脚茶会 (「看聞御記」)

35 【 応長 】 :鎌倉: 1311-1312   花園 :中園太相国暦記

36 【 応徳 】 :平安: 1084-1087   白河・堀河 :清原家衡・藤原清衡

37 【 応仁 】 :室町: 1467-1469   後土御門 :応仁文明の乱
  ●専阿弥(田中千阿弥)ら同朋衆が細川勝元により追放 ・村田珠光が山科言国に大口袴を注文

38 【 応保 】 :平安: 1161-1163   村上 :藤原忠実・平時忠

39 【 応和 】 :平安: 961-964   村上 :小野道風


▼ カ ▼


40 【 嘉永 】 :江戸: 1848-1855   孝明 :日米和親条約・嘉永の大火・徳川家定
  ◆「東都水屋帳」「彦根水屋帳」-井伊直弼・「賞茶或問」磯辺忠貫・「煎茶訣」-深田精一

41 【 嘉応 】 :平安: 1169-1171   高倉 :嘉応の強訴

42 【 嘉吉 】 :室町: 1441-1444   後花園 :嘉吉の乱・禁闕の変・嘉吉の徳政一揆
  ●「看聞御記」に「芦屋釜」の記述

43 【 嘉慶 】 :北朝: 1387-1389   後小松 :春屋妙葩

44 【 嘉元 】 :室町: 1303-1306   後二条 :嘉元の乱

45 【 嘉承 】 :平安: 1106-1108   堀河・鳥羽 :源季房
  ◆「大観茶論」-徽宗皇帝

46 【 嘉祥 】 :平安: 848-851   仁明・文徳 :仁明帝崩御

47 【 嘉禎 】 :鎌倉: 1235-1238   四条 :明月記・藤原定家

48 【 嘉保 】 :平安: 1094-1096   堀河 :白河法皇・永長の大田楽

49 【 嘉暦 】 :鎌倉: 1326-1329   後醍醐 :嘉暦の騒動

50 【 嘉禄 】 :鎌倉: 1225-1227   後堀河 :九条頼経

51 【 寛永 】 :江戸: 1624-1645   後水尾・明正・後光明 :寛永の三筆・寛永の飢饉・紫衣事件・島原の乱
  ◆「松花堂茶会記」-松花堂昭乗・「数寄聞書」-細川三斎・「長闇堂記」-久保権大夫
   ・「茶湯百首歌」-藤重藤好・「小堀遠州茶湯置合之留」

52 【 寛延 】 :江戸: 1748-1751   桃園 :寛延一揆・朝鮮通信使
  ◆「梅山種茶譜略」-高遊外(売茶翁)

53 【 寛喜 】 :鎌倉: 1229-1232   後堀河 :寛喜の飢饉

54 【 寛元 】 :鎌倉: 1243-1247   後嵯峨・後深草 :九条頼嗣・鎌倉大仏

55 【 寛弘 】 :平安: 1004-1013   一条・三条 :拾遺和歌集・藤原伊周

56 【 寛治 】 :平安: 1087-1094   堀河 :源義家・清原家衡

57 【 寛正 】 :室町: 1461-1466   後花園・後土御門 :寛正の法難・長禄寛正の飢饉
  ●足利義政が正倉院御物の香木「蘭奢待」を拝領・池坊専慶が立華の名手として称賛

58 【 寛政 】 :江戸: 1789-1801   光格 :寛政の改革・寛政異学の禁・寛政暦・松平定信
  ◆「清風瑣言」-上田秋成・「古今名物類聚」-松平不昧・「喫茶指掌編」-速水宗達
   ・「御茶事御掟」・「茶道訓」-松平定信・「茶道早合点」-珍阿

59 【 寛徳 】 :平安: 1044-1046   後朱雀・後冷泉 :寛徳の荘園整理令

60 【 寛和 】 :平安: 985-987   花山・一条 :寛和の変・往生要集

61 【 寛仁 】 :平安: 1017-1021   後一条 :刀伊の入寇

62 【 寛平 】 :平安: 889-898   宇多・醍醐 :寛平の治日本三代実録・菅原道真

63 【 寛文 】 :江戸: 1661-1673   後西・霊元 :萬福寺・寛文地震
  ◆「清巖禅師茶事十六ケ条」-清巌宗渭・「江岑夏書」-千江岑宗左・「細川三斎茶湯書」-細川三斎
   ・「石州侘びの文」-片桐石州・「熊田与玄茶書」-熊田与玄

64 【 寛保 】 :江戸: 1741-1744   桜町 :寛保の洪水・公事方御定書
  ●三谷宗鎮の没・一燈宗室が「今日庵」を修復・如心斎宗左が利休150回忌に大徳寺聚光院「閑隠席」を改修
   ・鴻池了瑛が大徳寺玉林院に「蓑庵」「霞床席」を造営・如心斎、一燈、川上不白らが七事式を制定

65 【 観応 】 :北朝: 1350-1352   崇光・後光厳 :観応の擾乱
  ●「慕帰絵詞」に天目茶碗 茶筅 棗 茶釜 風炉等が描かれる


▼ キ ▼


66 【 久安 】 :平安: 1145-1151   近衛 :祇園闘乱事件

67 【 久寿 】 :平安: 1154-1156   近衛・後白河 :藤原頼長

68 【 享徳 】 :室町: 1452-1455   後花園 :享徳の乱・一条兼良

69 【 享保 】 :江戸: 1716-1736   中御門・桜町 :享保の改革・享保の飢饉
  ◆「宗知秘伝抄」「県宗知茶書」「庭作心得書」-県宗知・「茶道望月集」-風後庵又夢(久保可季)
   ・「茶祖珠光伝」-大心義統・「茶湯古事談」-近松茂矩・「池坊茶書」-池坊専好
   ・「槐記」-近衛家熈+山科道安

70 【 享禄 】 :戦国: 1528-1532   後奈良 :堺公方・狩野正信

71 【 享和 】 :江戸: 1801-1804   光格 :伊能忠敬・高田屋嘉兵衛・蝦夷奉行
  ◆「心の双紙」-松平定信・「煎茶仕用集」-大枝流芳


▼ ケ ▼


72 【 慶安 】 :江戸: 1648-1652   後光明 :慶安の変・慶安御触書
  ◆「織田三五郎遺品分配目録」-織田長好

73 【 慶雲 】 :奈良: 704-708   文武・元明 :慶雲の改革

74 【 慶応 】 :江戸: 1865-1868   孝明・明治 :徳川慶喜・大政奉還・戊辰戦争
  ●小堀宗中の没・玄々斎宗室が孝明帝に献茶儀・大田垣蓮月が神光院に移る

75 【 慶長 】 :安土桃山: 1596-1615   後陽成・後水尾 :慶長の役・慶長遣欧使節・慶長地震・徳川家康
  ◆「黒田如水茶定書」-黒田如水・「慶長御尋書」-小堀遠州・「宗春翁茶道聞書」-針屋宗春
   ・「吉田織部伝書」「古織部相伝書」「茶道秘伝」-古田織部・「有楽斎茶湯日記」・「僊林」

76 【 建永 】 :鎌倉: 1206-1207   土御門 :建永の法難

77 【 建久 】 :鎌倉: 1190-1199   後鳥羽・土御門 :鎌倉幕府
  ●栄西が平戸に冨春園・冨春庵を開き 背振山石上にも茶を植え また聖福寺を博多に開山

78 【 建治 】 :鎌倉: 1275-1278   後宇多 :九州探題

79 【 建長 】 :鎌倉: 1249-1256   後深草 :宗尊親王・建長寺

80 【 建徳 】 :南朝: 1370-1372   長慶 :懐良親王

81 【 建仁 】 :鎌倉: 1201-1204   土御門 :建仁寺・栄西・源実朝・北条時政

82 【 建保 】 :鎌倉: 1213-1219   順徳 :公暁
  ●栄西が源実朝に「喫茶養生記」を献上

83 【 建武 】 :北朝・南朝: 1334-1336(南朝) 1338(北朝)   後醍醐 :建武の新政
  ●「二条河原落首」に茶寄合の盛んな様の記述・「建武式目」にて足利尊氏が茶寄合を禁止

84 【 建暦 】 :鎌倉: 1211-1213   順徳 :方丈記・和田合戦

85 【 乾元 】 :鎌倉: 1302-1303   後二条 :北条実政

86 【 元永 】 :平安: 1118-1120   鳥羽 :元永の飢饉

87 【 元応 】 :鎌倉: 1319-1321   後醍醐 :二条良基
  ●「仏日庵公物目録」に多数の唐物唐絵の記述

88 【 元亀 】 :戦国: 1570-1573   正親町 :元亀争乱・元亀の法難・足利義昭
  ◆「烏鼠集四巻書」-湘東一枝

89 【 元久 】 :鎌倉: 1204-1206   土御門 :新古今和歌集・北条義時

90 【 元慶 】 :平安: 877-885   陽成・光孝 :元慶の飢饉・日本文徳天皇実録
  ●季御読経を二期とし衆僧へ引茶

91 【 元弘 】 :鎌倉・南朝: 1331-1334   後醍醐 :元弘の乱

92 【 元亨 】 :鎌倉: 1321-1324   後醍醐 :元亨釈書 ●後醍醐帝の近臣が闘茶

93 【 元治 】 :江戸: 1864-1865   孝明 :元治の変(蛤御門の変)・池田屋事件
  ●小堀宗本の没・片桐宗猿の没・藪内家「燕庵」が元治の大火で類焼

94 【 元中 】 :南朝: 1384-1392   後亀山・後小松 :元中一統

95 【 元徳 】 :鎌倉・北朝: 1329-1331 1332(北朝)   後醍醐・光厳 :元徳二年七夕御会和歌懐紙
  ●「金沢貞顕書状」に唐物茶湯の流行の記載

96 【 元和 】 :江戸: 1615-1624   後水尾 :元和偃武・元和の殉教・徳川秀忠
  ◆「小堀遠州辛酉紀行」-小堀遠州・「喫茶雑話」-茶竹子・「駿府御分物御道具帳」

97 【 元仁 】 :鎌倉: 1224-1225   後堀河 :評定衆

98 【 元文 】 :江戸: 1736-1741   桜町 :徳川吉宗・元文の黒船
  ●鴻池道億の没・近衛家熈の没・伊藤喜斎の没・尾形乾山「佐野伝書」・永谷宗円が青製煎茶製法を考案
   ・如心斎宗左が利休150回忌に柤堂建立・一燈宗室が利休150回忌の茶会
   ・川上不白が如心斎より皆伝を受け宗雪の名

99 【 元暦 】 :平安: 1184-1185   後鳥羽 :壇ノ浦の合戦

100 【 元禄 】 :江戸: 1688-1704   東山 :元禄文化・柳沢吉保・赤穂事件・元禄地震
  ◆「茶道便蒙抄」「茶道要録」-山田宗偏・「南方録」「南方録来謂」-南坊宗啓
   ・「茶湯献立指南」「茶之湯三伝集」「茶湯評林」「茶之湯故実奥儀鈔」「茶之湯六宗匠伝記」-遠藤元閑
   ・「伊達綱村茶会記」-伊達綱村・「実山茶湯覚書」-立花実山・「三礼口訣」-貝原益軒
   ・「随流斎延紙ノ書」-千随流斎宗佐・「茶話指月集」-久須美疎安
   ・「杉木普斎伝書」「和漢陶器鑑定便覧」「旁求茶会記」


▼ コ ▼


101 【 弘安 】 :鎌倉: 1278-1288   後宇多・伏見 :弘安の役・北条貞時
  ●「沙石集」に牛飼いが僧侶の飲む茶に興味を示した説話

102 【 弘化 】 :江戸: 1845-1848   仁孝・孝明 :弘化地震・徳川家慶
  ◆「入門記」-井伊直弼

103 【 弘治 】 :戦国: 1555-1558   後奈良・正親町 :三子教訓状
  ◆「池永宗作茶書」「紹鴎侘の文」「紹鴎双六の文」「紹鴎茶湯百首」-武野紹鴎

104 【 弘長 】 :平安: 1261-1264   亀山 :弘長新制
  ●叡尊が北条実時の招きで鎌倉へ下向の折り諸宿で儲茶

105 【 弘仁 】 :平安: 810-824   嵯峨・淳和 :藤原薬子
  ●永忠が嵯峨帝に茶を献ず・大内裏茶園

106 【 弘和 】 :南朝: 1381-1384   長慶・後亀山 :仙源抄・新葉和歌集

107 【 康安 】 :北朝: 1361-1362   後孝厳 :斯波義将・康安地震

108 【 康永 】 :北朝: 1342-1345   光明 :夢中問答集
  ●「祇園社家記録」に茶勝負の点取表(本非十種次第)の記載・闘茶盛んに

109 【 康応 】 :北朝: 1389-1390   後小松 :康応の外寇

110 【 康元 】 :鎌倉: 1256-1257   後深草 :近衛兼経

111 【 康治 】 :平安: 1142-1144   近衛 :待賢門院璋子

112 【 康正 】 :室町: 1455-1457   後花園 :酬恩庵・一休宗純
  ●興福寺大乗院にて年始に茶始めの十種茶

113 【 康平 】 :平安: 1058-1065   後冷泉 :源頼義

114 【 康保 】 :平安: 964-968   村上・冷泉 :藤原実頼

115 【 康暦 】 :北朝: 1379-1381   後円融 :康暦の政変

116 【 康和 】 :平安: 1099-1104   堀河 :康和地震

117 【 興国 】 :南朝: 1340-1347   後村上 :北畠親房


▼ サ ▼


118 【 斉衡 】 :平安: 854-857   文徳 :藤原良房


▼ シ ▼


119 【 至徳 】 :北朝: 1384-1387   後小松 :観阿弥清次

120 【 治安 】 :平安: 1021-1024   後一条 :藤原資業

121 【 治承 】 :平安: 1177-1181   高倉・安徳 :治承・寿永の乱

122 【 治暦 】 :平安: 1065-1069   後冷泉・後三条 :治暦の荘園整理令

123 【 寿永 】 :平安: 1182-1184   安徳・後鳥羽 :治承・寿永の乱

124 【 朱鳥 】 :飛鳥: 686-686   天武 :大津皇子

125 【 正安 】 :鎌倉: 1299-1302   後伏見・後二条 :正安元年五種歌合
  ●「金沢文庫文書」中の「金沢貞顕書状」に茶の贈与に関する記載多数

126 【 正応 】 :鎌倉: 1288-1293   伏見 :久明親王・平頼綱

127 【 正嘉 】 :鎌倉: 1257-1259   後深草 :正嘉の大地震

128 【 正慶 】 :鎌倉・北朝: 1332-1334   光厳 :北条守時
  ●光厳帝の延臣が飲茶勝負

129 【 正元 】 :鎌倉: 1259-1260   後深草・亀山 :正元二年院落書・頓阿

130 【 正治 】 :鎌倉: 1199-1201   土御門 :源頼家

131 【 正中 】 :鎌倉: 1324-1326   後醍醐 :正中の変・建長寺船

132 【 正長 】 :室町: 1428-1429   称光・後花園 :正長の土一揆・足利義教

133 【 正徳 】 :江戸: 1711-1716   中御門 :正徳の治・徳川家継
  ◆「家之茶会」-近衛家熈・「怡渓和尚茶談」-怡渓宗悦

134 【 正平 】 :南朝: 1347-1370   後村上・長慶 :正平一統・正平地震
  ●「菟玖波集」

135 【 正保 】 :江戸: 1645-1648   後光明 :徳川家光・鄭成功・沢庵宗彭
  ◆「小堀遠州書捨文」-小堀遠州・「松屋日記」-松屋久重・「遠州口切帳」・「遠州御蔵之帳」・「遠州壁書」

136 【 正暦 】 :平安: 990-995   一条 :東三条院

137 【 正和 】 :鎌倉: 1312-1317   花園 :北条高時

138 【 承安 】 :平安: 1171-1175   高倉 :法然
  ●後白河法皇50の賀に煎茶具を仁和寺より借用

139 【 承応 】 :江戸: 1652-1655   後光明・後西 :承応の変・徳川家綱
  ◆「千利休由緒書」-千逢源斎宗左・「数寄道次第」

140 【 承久 】 :鎌倉: 1219-1222   順徳・仲恭・後堀河 :承久の乱

141 【 承元 】 :鎌倉: 1207-1211   土御門・順徳 :承元の法難
  ●明恵が栄西より茶の種を贈られ栂尾高山寺に植える・「漢柿形茶壺(柿蔕茶入)」 ◆「喫茶養生記」-栄西

142 【 承徳 】 :平安: 1097-1099   堀河 :源師時

143 【 承平 】 :平安: 931-938   朱雀 :承平天慶の乱

144 【 承保 】 :平安: 1074-1077   白河 :藤原教通

145 【 承暦 】 :平安: 1077-1081   白河 :承暦内裏歌合

146 【 承和 】 :平安: 834-848   仁明 :承和の変

147 【 昭和 】 :昭和: 1926-1989   昭和 :第二次世界大戦・高度経済成長

148 【 昌泰 】 :平安: 898-901   醍醐 :昌泰の変

149 【 貞永 】 :鎌倉: 1232-1233   後堀河・四条 :御成敗式目

150 【 貞応 】 :鎌倉: 1222-1224   後堀河 :北条泰時

151 【 貞観 】 :平安: 859-877   清和・陽成 :応天門の変・貞観噴火・貞観地震
  ●「安祥寺伽藍縁起流記資財帳」に煎茶具の記述

152 【 貞享 】 :江戸: 1684-1688   霊元・東山 :貞享暦
  ◆「数寄屋工法集」-伊藤景治

153 【 貞元 】 :平安: 976-978   円融 :讃岐大地震

154 【 貞治 】 :北朝: 1362-1368   後光厳 :貞治の変・足利義満
  ◆「仏日庵公物目録」 ●佐々木道誉が百服の本非茶勝負を催す

155 【 貞和 】 :北朝: 1345-1350   光明・崇光 :年中行事歌合

156 【 神亀 】 :奈良: 724-729   聖武 :長屋王の変

157 【 神護景雲 】 :奈良: 767-770   称徳 (孝謙重祚) :和気清麻呂


▼ タ ▼


158 【 大永 】 :戦国: 1521-1528   後柏原・後奈良 :寧波の乱・大永の五月崩れ
  ◆「御飾記」-相阿弥・「長歌茶湯物語」-伝相阿弥
   ●村田宗珠が珠光相伝の「君台観左右帳記」を尊鎮法親王へ書写・池坊専応「花伝書」
   ・宗長が大徳寺真珠庵に銭と天目茶碗50個を寄進・千宗易が生誕

159 【 大化 】 :飛鳥: 645-650   孝徳 :大化の改新

160 【 大治 】 :平安: 1126-1131   崇徳 :白河法皇崩御

161 【 大正 】 :大正: 1912-1926   大正 :大正デモクラシー・第一次世界大戦・関東大震災

162 【 大同 】 :平安: 806-810   平城・嵯峨 :藤原冬嗣
  ●最澄が茶の種を将来植樹(日吉茶園)

163 【 大宝 】 :飛鳥: 701-704   文武 :大宝律令・庚午年籍


▼ チ ▼


164 【 長寛 】 :平安: 1163-1165   二条 :三十三間堂

165 【 長久 】 :平安: 1040-1044   後朱雀 :長久の荘園整理令

166 【 長享 】 :室町: 1487-1489   後土御門 :長享延徳の乱・加賀一向一揆・足利義尚
  ●村田珠光が猪苗代兼載から「心敬僧都庭訓」を授与

167 【 長元 】 :平安: 1028-1037   後一条・後朱雀 :長元の乱・藤原頼道

168 【 長治 】 :平安: 1104-1106   堀河 :源広綱朝臣歌合

169 【 長承 】 :平安: 1132-1135   崇徳 :平忠盛・相撲立詩歌合・中宮亮顕輔家歌合(若狭切)

170 【 長徳 】 :平安: 995-999   一条 :長徳の変

171 【 長保 】 :平安: 999-1004   一条 :藤原彰子
  ●「東寺宝蔵目録」に茶碗の記述

172 【 長暦 】 :平安: 1037-1040   後朱雀 :源大納言歌合

173 【 長禄 】 :室町: 1457-1461   後花園 :長禄の変・長禄寛正の飢饉
  ◆「清巌茶話」-清巌正徹

174 【 長和 】 :平安: 1013-1017   三条・後一条 :藤原道長
  ●三条帝が茶碗等を彰子妍子らに贈る・藤原道長の喫茶


▼ テ ▼


175 【 天安 】 :平安: 857-859   文徳・清和 :円珍・平安京洪水

176 【 天永 】 :平安: 1110-1113   鳥羽 :大江匡房・伊豆七島噴火

177 【 天延 】 :平安: 973-976   円融 :蜻蛉日記
  ●「親信卿記」に「茶七十枚」の記述

178 【 天応 】 :奈良: 781-782   光仁・桓武 :藤原小黒麻呂

179 【 天喜 】 :平安: 1053-1058   後冷泉 :平等院阿弥陀堂・安倍貞任
  ◆「茶録」-蔡襄

180 【 天慶 】 :平安: 938-947   朱雀・村上 :承平天慶の乱・新皇

181 【 天元 】 :平安: 978-983   円融 :羅城門転倒

182 【 天治 】 :平安: 1124-1126   崇徳 :中尊寺・催馬楽抄・為隆卿記
  ●「碧巌録」-圜悟克勤

183 【 天授 】 :南朝: 1375-1381   長慶 :天授千首・南朝五百番歌合

184 【 天正 】 :安土桃山: 1573-1593   正親町 :天正遣欧使節・天正の地割・天正地震・織田信長
  ◆「信長茶会記」-津田宗及・「宗湛日記」-神屋宗湛
   ・〈利休台子かざり様の記〉〈利休客の次第〉「利休百会記」-千利休
   ・「茶器名物集」「山上宗二記」-山上宗二・「北野大茶湯之記」

185 【 天承 】 :平安: 1131-1132   崇徳 :長承の飢饉

186 【 天長 】 :平安: 824-834   淳和・仁明 :令義解・清原夏野
  ●弘仁期の「凌雲集」「文華秀麗集」また「経国集」中にも茶の詩

187 【 天徳 】 :平安: 957-961   村上 :天徳内裏歌合

188 【 天和 】 :江戸: 1681-1684   霊元 :天和の治・徳川綱吉
  ◆「茶湯之花生様」-杉木普斎

189 【 天仁 】 :平安: 1108-1110   鳥羽 :浅間山噴火

190 【 天平 】 :奈良: 729-749   聖武 :墾田永年私財法
  ●行茶之儀・引茶之儀

191 【 天平感宝 】 :奈良: 749-749   聖武 :「天感」「感宝」
  ●奈良時代に行基が茶木を植えた旨「東大寺要録」に記載

192 【 天平勝宝 】 :奈良: 749-757   孝謙 :大仏開眼・鑑真来日

193 【 天平神護 】 :奈良: 765-767   称徳 (孝謙重祚) :道鏡

194 【 天平宝字 】 :奈良: 757-765   孝謙・淳仁・称徳 (孝謙重祚) :万葉集
  ◆「茶経」-陸羽・「煎茶水印」-張又新

195 【 天福 】 :鎌倉: 1233-1234   四条 :仲恭天皇崩御・後堀河天皇崩御

196 【 天文 】 :戦国: 1532-1555   後奈良 :天文法華の乱・足利義輝
  ◆「松屋会記」-松屋久政・「天王寺屋会記」-津田宗達・「紹鴎袋棚記」-武野紹鴎
   ・「今井宗久茶湯書抜」-今井宗久・「茶具備討集」-一漚軒宗金

197 【 天保 】 :江戸: 1831-1845   仁孝 :天保の改革・天保の飢饉・天保暦
  ◆「陶器指南」-欽古堂亀祐・「茶人系譜」-鈴木政通・「茶人大系譜」-伊勢茂美・「茶器録」-花月庵鶴翁
   ・「茶人徒然草」-省吾庵主人・「喫茶敲門瓦子」-藤井維石・「北野大茶湯図」-浮田一慧

198 【 天明 】 :江戸: 1781-1789   光格 :天明の飢饉・天明の大火・天明の打ちこわし・宝暦天明文化
  ◆「逾好日記」「未央先生覚書」-酒井宗雅・「茶道秘要録」-守貫・「会席料理集」-禿箒子
   ・「茶道論」-河田直道・「又玄夜話」-千一燈宗室

199 【 天養 】 :平安: 1144-1145   近衛 :甲子革令

200 【 天暦 】 :平安: 947-957   村上 :藤原忠平・陽成院崩御
  ●「仁和寺御室御物実録」に煎茶具の記述・空也の大福茶

201 【 天禄 】 :平安: 970-973   円融 :藤原兼通
  ●良源が「廿六箇条起請」にて煎茶の饗応を禁ず


▼ ト ▼


202 【 徳治 】 :鎌倉: 1306-1308   後二条・花園 :覚山尼


▼ ニ ▼


203 【 仁安 】 :平安: 1166-1169   六条・高倉 :平清盛

204 【 仁治 】 :鎌倉: 1240-1243   四条・後嵯峨 :北条経時

205 【 仁寿 】 :平安: 851-854   文徳 :葛原親王

206 【 仁和 】 :平安: 885-889   光孝・宇多 :仁和寺・仁和地震

207 【 仁平 】 :平安: 1151-1154   近衛 :詞花和歌集


▼ ハ ▼


208 【 白雉 】 :飛鳥: 650-654   孝徳 :中大兄皇子


▼ フ ▼


209 【 文安 】 :室町: 1444-1449   後花園 :文安の麹騒動
  ●「下学集」に「雲脚」の記述

210 【 文永 】 :鎌倉: 1264-1275   亀山・後宇多 :文永の役・惟康親王・北条時宗
  ●南浦紹明が中国径山寺より台子 茶具 茶典7部を将来 (のち夢窓疎石に伝わる)

211 【 文応 】 :鎌倉: 1260-1261   亀山 :立正安国論

212 【 文化 】 :江戸: 1804-1818   光格・仁孝 :化政文化・徳川家斉・文化の大火・文化地震
  ◆「瀬戸陶器濫觴」-松平不昧・「茶湯由来記」-松浦鎮信・「古今茶人花押藪」-鈴木政通
   ・「続茶人花押藪」-河津蓬莱・「名物釜記」-荒井一掌・「老の波」-松平定信・「茶話真向翁」-関竹泉
   ・「茶旨略」-速水宗達・「茶道筌蹄」-稲垣休叟・「茶道聞書集」-如心斎+不白・(「蒲庵稿」-古渓宗陳)

213 【 文亀 】 :戦国: 1501-1504   後柏原 :辛酉革命・足利義澄
  ◆「心の一紙」「お尋ねの事」-村田珠光
  ●志野宗信あて宗祗書状に珠光の名が記載・三条西実隆が六畳敷書院を求め四畳半に改め邸内に移建

214 【 文久 】 :江戸: 1861-1864   孝明 :文久遣欧使節・文久の改革・文久の政変・薩英戦争・和宮降嫁
  ●山田宗学の没・初代 清風与平の没・前田斉泰が「成巽閣」「清香軒」を造営

215 【 文治 】 :鎌倉: 1185-1190   後鳥羽 :文治の勅許・文治地震・源頼朝

216 【 文正 】 :室町: 1466-1467   後土御門 :文正の政変

217 【 文政 】 :江戸: 1818-1831   仁孝 :化政文化・異国船打払令・シーボルト
  ◆「旦入日記」-樂旦入・「竹田荘茶説」「三十六茶撰」-田能村竹田
   ・「茶柤的伝」「今井宗久茶湯書抜」-稲垣休叟・「売茶翁茶器図」-木村孔陽・「喫茶指掌編」-速水宗達
   ・「茶器名物図彙」-草間直方・「禅茶録」-寂庵宗沢・「老の波」-松平定信・「木芽説」-前田夏蔭
   ・「雲州松平家御蔵帳」

218 【 文中 】 :南朝: 1372-1375   長慶 :今川了俊

219 【 文和 】 :北朝: 1352-1356   後光厳 :足利直義
  ●文和在銘の天明釜が鎌倉の極楽律寺に伝存

220 【 文保 】 :鎌倉: 1317-1319   花園・後醍醐 :文保の和談

221 【 文明 】 :室町: 1469-1487   後土御門 :応仁文明の乱・都鄙合体
  ◆「君台観左右帳記」-能阿弥 ●古市胤栄が古市澄胤ら一族若党と淋汗茶湯・幸阿弥道長の没
   ・足利義政が東山山荘を造営し東求堂同仁斎を設ける・「御湯殿上日記」に宮中の茶湯に関する記事
   ・村田珠光が一休宗純に参禅し圜悟克勤の墨蹟を授与

222 【 文暦 】 :鎌倉: 1234-1235   四条 :新勅撰和歌集

223 【 文禄 】 :安土桃山: 1593-1596   後陽成 :文禄の役・太閤検地・豊臣秀吉
  ●豊臣秀吉が肥前陣中で黄金茶室の茶会・樂常慶が「天下一ちゃわんやき吉左衛門」と称
   ・南坊宗啓が南宗寺を出る・高山右近が神屋宗湛を招いて茶会・小堀遠州が父と松屋久政の茶会に
   ・徳川家康と蒲生氏郷が「千少庵赦免状」・「田中、天下一宗慶」の獅子香炉
   ・藪内紹智が春屋宗園より「剣仲」の号・古田織部が伏見「望覚庵」に松屋久好らを招き茶会


▼ ヘ ▼


224 【 平治 】 :平安: 1159-1160   二条 :平治の乱

225 【 平成 】 :平成: 1989-(2019)   今上 :冷戦終結・阪神淡路大震災・東日本大震災


▼ ホ ▼


226 【 保安 】 :平安: 1120-1124   鳥羽・崇徳 :内蔵頭長実家歌合

227 【 保延 】 :平安: 1135-1141   崇徳 :豊明節会記・台記

228 【 保元 】 :平安: 1156-1159   後白河・二条 :保元の乱

229 【 宝永 】 :江戸: 1704-1711   東山・中御門 :宝永地震・宝永噴火・徳川家宣
  ◆「喫去南方録続録」「喫茶南方録細語」「喫茶続録弁要」「岐路弁疑」「南坊無垢録覚書」-立花実山
   ・「貞要集」-松本見休

230 【 宝亀 】 :奈良: 770-781   光仁 :宝亀の乱
  ●天平期よりこの頃まで「正倉院文書」に「荼」の文字が多数散見

231 【 宝治 】 :鎌倉: 1247-1249   後深草 :宝治合戦・北条時頼

232 【 宝徳 】 :室町: 1449-1452   後花園 :足利義政・龍安寺
  ●「正徹物語」に「茶数奇」「茶呑」「茶くらい」の記述

233 【 宝暦 】 :江戸: 1751-1764   桃園・後桜町 :宝暦事件・宝暦暦・宝暦天明文化
  ◆「青湾茶話」-大枝流芳・「宗旦百年忌百会扣」-千一燈宗室


▼ マ ▼


234 【 万延 】 :江戸: 1860-1861   孝明 :万延遣米使節・万延金・徳川家茂
  ◆「御流儀御伝授」「閑夜茶話」-井伊直弼・「利休居士茶之湯口伝」-千精中宗室

235 【 万治 】 :江戸: 1658-1661   後西 :万治の大火・朱舜水
  ◆「沢庵和尚茶器詠歌集」-沢庵宗彭・「玩貨名物記」

236 【 万寿 】 :平安: 1024-1028   後一条 :万寿地震・但波公親


▼ メ ▼


237 【 明応 】 :戦国: 1492-1501   後土御門・後柏原 :明応の政変・明応地震・足利義稙
  ●「新撰菟玖波集」

238 【 明治 】 :明治: 1868-1912   明治 :明治維新・日清戦争・日露戦争

239 【 明徳 】 :北朝: 1390-1394   後小松 :明徳の和約・明徳の乱

240 【 明暦 】 :江戸: 1655-1658   後西 :明暦の大火
  ◆「宗旦示遺書」-千宗旦

241 【 明和 】 :江戸: 1764-1772   後桜町・後桃園 :徳川家治・明和の大火・明和の三美人
  ◆「風流茶人気質」-永井堂亀友・「贅言」-松平不昧・「茶道談真砂又玄夜話」「茶道浜真砂」-千一燈宗室
   ・「茶道早合点」-珍阿・「松屋名物集」-井上平五郎・「茶道五度之書」-清水柳渓・「茶事交会一致」


▼ ヨ ▼


242 【 養老 】 :奈良: 717-724   元正 :日本書紀・藤原不比等

243 【 養和 】 :平安: 1181-1182   安徳 :養和の飢饉


▼ リ ▼


244 【 暦応 】 :北朝: 1338-1342   光明 :天龍寺船・足利尊氏
  ●徹翁義亨が大徳寺第一世住持となる

245 【 暦仁 】 :鎌倉: 1238-1239   四条 :藤原経範


▼ レ ▼


246 【 霊亀 】 :奈良: 715-717   元正 :第8次遣唐使

247 【 令和 】 :令和: (2019)-

▼ ワ ▼


248 【 和銅 】 :飛鳥・奈良: 708-715   元明 :平城遷都・古事記風土記

元号一覧と茶道史

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※当項とは別に、50音順の「元号一覧(索引)」と「茶道史略年表」がございます。

※「茶書」は網羅に努め、また、明治期以降のものは別項をたてます。


順 【 元号 】 :時代:   西暦   天皇 :出来事・人物 ●茶道の歴史  ◆茶書


1 【 大化 】 :飛鳥: 645-650   孝徳 :大化の改新

2 【 白雉 】 :飛鳥: 650-654   孝徳 :中大兄皇子

3 【 朱鳥 】 :飛鳥: 686-686   天武 :大津皇子

4 【 大宝 】 :飛鳥: 701-704   文武 :大宝律令・庚午年籍

5 【 慶雲 】 :奈良: 704-708   文武・元明 :慶雲の改革

6 【 和銅 】 :飛鳥・奈良: 708-715   元明 :平城遷都・古事記風土記

7 【 霊亀 】 :奈良: 715-717   元正 :第8次遣唐使

8 【 養老 】 :奈良: 717-724   元正 :日本書紀・藤原不比等

9 【 神亀 】 :奈良: 724-729   聖武 :長屋王の変

10 【 天平 】 :奈良: 729-749   聖武 :墾田永年私財法
  ●行茶之儀・引茶之儀

11 【 天平感宝 】 :奈良: 749-749   聖武 :「天感」「感宝」
  ●奈良時代に行基が茶木を植えた旨「東大寺要録」に記載

12 【 天平勝宝 】 :奈良: 749-757   孝謙 :大仏開眼・鑑真来日

13 【 天平宝字 】 :奈良: 757-765   孝謙・淳仁・称徳 (孝謙重祚) :万葉集
  ◆「茶経」-陸羽・「煎茶水印」-張又新

14 【 天平神護 】 :奈良: 765-767   称徳 (孝謙重祚) :道鏡

15 【 神護景雲 】 :奈良: 767-770   称徳 (孝謙重祚) :和気清麻呂

16 【 宝亀 】 :奈良: 770-781   光仁 :宝亀の乱
  ●天平期よりこの頃まで「正倉院文書」に「荼」の文字が多数散見

17 【 天応 】 :奈良: 781-782   光仁・桓武 :藤原小黒麻呂

18 【 延暦 】 :奈良・平安: 782-806   桓武 :平安遷都・延暦寺
  ●「百丈清規」-百丈懐海

19 【 大同 】 :平安: 806-810   平城・嵯峨 :藤原冬嗣
  ●最澄が茶の種を将来植樹(日吉茶園)

20 【 弘仁 】 :平安: 810-824   嵯峨・淳和 :藤原薬子
  ●永忠が嵯峨帝に茶を献ず・大内裏茶園

21 【 天長 】 :平安: 824-834   淳和・仁明 :令義解・清原夏野
  ●弘仁期の「凌雲集」「文華秀麗集」また「経国集」中にも茶の詩

22 【 承和 】 :平安: 834-848   仁明 :承和の変

23 【 嘉祥 】 :平安: 848-851   仁明・文徳 :仁明帝崩御

24 【 仁寿 】 :平安: 851-854   文徳 :葛原親王

25 【 斉衡 】 :平安: 854-857   文徳 :藤原良房

26 【 天安 】 :平安: 857-859   文徳・清和 :円珍・平安京洪水

27 【 貞観 】 :平安: 859-877   清和・陽成 :応天門の変・貞観噴火・貞観地震
  ●「安祥寺伽藍縁起流記資財帳」に煎茶具の記述

28 【 元慶 】 :平安: 877-885   陽成・光孝 :元慶の飢饉・日本文徳天皇実録
  ●季御読経を二期とし衆僧へ引茶

29 【 仁和 】 :平安: 885-889   光孝・宇多 :仁和寺・仁和地震

30 【 寛平 】 :平安: 889-898   宇多・醍醐 :寛平の治日本三代実録・菅原道真

31 【 昌泰 】 :平安: 898-901   醍醐 :昌泰の変

32 【 延喜 】 :平安: 901-923   醍醐 :延喜の治・古今和歌集
  ●醍醐帝の仁和寺行幸の折り宇多法皇より茶の勧め・菅原道真が太宰府配所にて喫茶

33 【 延長 】 :平安: 923-931   醍醐・朱雀 :清涼殿落雷事件・延喜式
  ●年料雑器として尾張長門に陶器を規定

34 【 承平 】 :平安: 931-938   朱雀 :承平天慶の乱

35 【 天慶 】 :平安: 938-947   朱雀・村上 :承平天慶の乱・新皇

36 【 天暦 】 :平安: 947-957   村上 :藤原忠平・陽成院崩御
  ●「仁和寺御室御物実録」に煎茶具の記述・空也の大福茶

37 【 天徳 】 :平安: 957-961   村上 :天徳内裏歌合

38 【 応和 】 :平安: 961-964   村上 :小野道風

39 【 康保 】 :平安: 964-968   村上・冷泉 :藤原実頼

40 【 安和 】 :平安: 968-970   冷泉・円融 :安和の変
  ●「西宮記」に「造茶使」の記述

41 【 天禄 】 :平安: 970-973   円融 :藤原兼通
  ●良源が「廿六箇条起請」にて煎茶の饗応を禁ず

42 【 天延 】 :平安: 973-976   円融 :蜻蛉日記
  ●「親信卿記」に「茶七十枚」の記述

43 【 貞元 】 :平安: 976-978   円融 :讃岐大地震

44 【 天元 】 :平安: 978-983   円融 :羅城門転倒

45 【 永観 】 :平安: 983-985   円融・花山 :慶滋保胤

46 【 寛和 】 :平安: 985-987   花山・一条 :寛和の変・往生要集

47 【 永延 】 :平安: 987-989   一条 :藤原元命

48 【 永祚 】 :平安: 989-990   一条 :藤原定子

49 【 正暦 】 :平安: 990-995   一条 :東三条院

50 【 長徳 】 :平安: 995-999   一条 :長徳の変

51 【 長保 】 :平安: 999-1004   一条 :藤原彰子
   ●「東寺宝蔵目録」に茶碗の記述

52 【 寛弘 】 :平安: 1004-1013   一条・三条 :拾遺和歌集・藤原伊周

53 【 長和 】 :平安: 1013-1017   三条・後一条 :藤原道長
   ●三条帝が茶碗等を彰子妍子らに贈る・藤原道長の喫茶

54 【 寛仁 】 :平安: 1017-1021   後一条 :刀伊の入寇

55 【 治安 】 :平安: 1021-1024   後一条 :藤原資業

56 【 万寿 】 :平安: 1024-1028   後一条 :万寿地震・但波公親

57 【 長元 】 :平安: 1028-1037   後一条・後朱雀 :長元の乱・藤原頼道

58 【 長暦 】 :平安: 1037-1040   後朱雀 :源大納言歌合

59 【 長久 】 :平安: 1040-1044   後朱雀 :長久の荘園整理令

60 【 寛徳 】 :平安: 1044-1046   後朱雀・後冷泉 :寛徳の荘園整理令

61 【 永承 】 :平安: 1046-1053   後冷泉 :前九年の役

62 【 天喜 】 :平安: 1053-1058   後冷泉 :平等院阿弥陀堂・安倍貞任
   ◆「茶録」-蔡襄

63 【 康平 】 :平安: 1058-1065   後冷泉 :源頼義

64 【 治暦 】 :平安: 1065-1069   後冷泉・後三条 :治暦の荘園整理令

65 【 延久 】 :平安: 1069-1074   後三条・白河 :記録荘園券契所
   ●成尋が入宋し神宗皇帝より茶を賜る・「参天台五台山記」

66 【 承保 】 :平安: 1074-1077   白河 :藤原教通

67 【 承暦 】 :平安: 1077-1081   白河 :承暦内裏歌合

68 【 永保 】 :平安: 1081-1084   白河 :後三年の役

69 【 応徳 】 :平安: 1084-1087   白河・堀河 :清原家衡・藤原清衡

70 【 寛治 】 :平安: 1087-1094   堀河 :源義家・清原家衡

71 【 嘉保 】 :平安: 1094-1096   堀河 :白河法皇・永長の大田楽

72 【 永長 】 :平安: 1096-1097   堀河 :永長地震

73 【 承徳 】 :平安: 1097-1099   堀河 :源師時

74 【 康和 】 :平安: 1099-1104   堀河 :康和地震

75 【 長治 】 :平安: 1104-1106   堀河 :源広綱朝臣歌合

76 【 嘉承 】 :平安: 1106-1108   堀河・鳥羽 :源季房
   ◆「大観茶論」-徽宗皇帝

77 【 天仁 】 :平安: 1108-1110   鳥羽 :浅間山噴火

78 【 天永 】 :平安: 1110-1113   鳥羽 :大江匡房・伊豆七島噴火

79 【 永久 】 :平安: 1113-1118   鳥羽 :菅原在良

80 【 元永 】 :平安: 1118-1120   鳥羽 :元永の飢饉

81 【 保安 】 :平安: 1120-1124   鳥羽・崇徳 :内蔵頭長実家歌合

82 【 天治 】 :平安: 1124-1126   崇徳 :中尊寺・催馬楽抄・為隆卿記
   ●「碧巌録」-圜悟克勤

83 【 大治 】 :平安: 1126-1131   崇徳 :白河法皇崩御

84 【 天承 】 :平安: 1131-1132   崇徳 :長承の飢饉

85 【 長承 】 :平安: 1132-1135   崇徳 :平忠盛・相撲立詩歌合・中宮亮顕輔家歌合(若狭切)

86 【 保延 】 :平安: 1135-1141   崇徳 :豊明節会記・台記

87 【 永治 】 :平安: 1141-1142   崇徳・近衛 :藤原永範

88 【 康治 】 :平安: 1142-1144   近衛 :待賢門院璋子

89 【 天養 】 :平安: 1144-1145   近衛 :甲子革令

90 【 久安 】 :平安: 1145-1151   近衛 :祇園闘乱事件

91 【 仁平 】 :平安: 1151-1154   近衛 :詞花和歌集

92 【 久寿 】 :平安: 1154-1156   近衛・後白河 :藤原頼長

93 【 保元 】 :平安: 1156-1159   後白河・二条 :保元の乱

94 【 平治 】 :平安: 1159-1160   二条 :平治の乱

95 【 永暦 】 :平安: 1160-1161   二条 :芦手絵和漢朗詠抄

96 【 応保 】 :平安: 1161-1163   村上 :藤原忠実・平時忠

97 【 長寛 】 :平安: 1163-1165   二条 :三十三間堂

98 【 永万 】 :平安: 1165-1166   二条・六条 :藤原俊経

99 【 仁安 】 :平安: 1166-1169   六条・高倉 :平清盛

100 【 嘉応 】 :平安: 1169-1171   高倉 :嘉応の強訴

101 【 承安 】 :平安: 1171-1175   高倉 :法然
   ●後白河法皇50の賀に煎茶具を仁和寺より借用

102 【 安元 】 :平安: 1175-1177   高倉 :安元の大火
   ●平重盛が仏照禅師より「馬蝗絆」茶碗を授かる

103 【 治承 】 :平安: 1177-1181   高倉・安徳 :治承・寿永の乱

104 【 養和 】 :平安: 1181-1182   安徳 :養和の飢饉

105 【 寿永 】 :平安: 1182-1184   安徳・後鳥羽 :治承・寿永の乱

106 【 元暦 】 :平安: 1184-1185   後鳥羽 :壇ノ浦の合戦

107 【 文治 】 :鎌倉: 1185-1190   後鳥羽 :文治の勅許・文治地震・源頼朝

108 【 建久 】 :鎌倉: 1190-1199   後鳥羽・土御門 :鎌倉幕府
   ●栄西が平戸に冨春園・冨春庵を開き 背振山石上にも茶を植え また聖福寺を博多に開山

109 【 正治 】 :鎌倉: 1199-1201   土御門 :源頼家

110 【 建仁 】 :鎌倉: 1201-1204   土御門 :建仁寺・栄西・源実朝・北条時政

111 【 元久 】 :鎌倉: 1204-1206   土御門 :新古今和歌集・北条義時

112 【 建永 】 :鎌倉: 1206-1207   土御門 :建永の法難

113 【 承元 】 :鎌倉: 1207-1211   土御門・順徳 :承元の法難
   ●明恵が栄西より茶の種を贈られ栂尾高山寺に植える・「漢柿形茶壺(柿蔕茶入)」 ◆「喫茶養生記」-栄西

114 【 建暦 】 :鎌倉: 1211-1213   順徳 :方丈記・和田合戦

115 【 建保 】 :鎌倉: 1213-1219   順徳 :公暁
   ●栄西が源実朝に「喫茶養生記」を献上

116 【 承久 】 :鎌倉: 1219-1222   順徳・仲恭・後堀河 :承久の乱

117 【 貞応 】 :鎌倉: 1222-1224   後堀河 :北条泰時

118 【 元仁 】 :鎌倉: 1224-1225   後堀河 :評定衆

119 【 嘉禄 】 :鎌倉: 1225-1227   後堀河 :九条頼経

120 【 安貞 】 :鎌倉: 1227-1229   後堀河 :道元・大内裏焼失
   ●道元が宋より「久我肩衝茶入」を将来 また同道の藤四郎=加藤景正は製陶法を学び瀬戸焼を始める

121 【 寛喜 】 :鎌倉: 1229-1232   後堀河 :寛喜の飢饉

122 【 貞永 】 :鎌倉: 1232-1233   後堀河・四条 :御成敗式目

123 【 天福 】 :鎌倉: 1233-1234   四条 :仲恭天皇崩御・後堀河天皇崩御

124 【 文暦 】 :鎌倉: 1234-1235   四条 :新勅撰和歌集

125 【 嘉禎 】 :鎌倉: 1235-1238   四条 :明月記・藤原定家

126 【 暦仁 】 :鎌倉: 1238-1239   四条 :藤原経範

127 【 延応 】 :鎌倉: 1239-1240   四条 :後鳥羽院崩御
   ●叡尊が大茶盛を始める

128 【 仁治 】 :鎌倉: 1240-1243   四条・後嵯峨 :北条経時

129 【 寛元 】 :鎌倉: 1243-1247   後嵯峨・後深草 :九条頼嗣・鎌倉大仏

130 【 宝治 】 :鎌倉: 1247-1249   後深草 :宝治合戦・北条時頼

131 【 建長 】 :鎌倉: 1249-1256   後深草 :宗尊親王・建長寺

132 【 康元 】 :鎌倉: 1256-1257   後深草 :近衛兼経

133 【 正嘉 】 :鎌倉: 1257-1259   後深草 :正嘉の大地震

134 【 正元 】 :鎌倉: 1259-1260   後深草・亀山 :正元二年院落書・頓阿

135 【 文応 】 :鎌倉: 1260-1261   亀山 :立正安国論

136 【 弘長 】 :平安: 1261-1264   亀山 :弘長新制
   ●叡尊が北条実時の招きで鎌倉へ下向の折り諸宿で儲茶

137 【 文永 】 :鎌倉: 1264-1275   亀山・後宇多 :文永の役・惟康親王・北条時宗
   ●南浦紹明が中国径山寺より台子 茶具 茶典7部を将来 (のち夢窓疎石に伝わる)

138 【 建治 】 :鎌倉: 1275-1278   後宇多 :九州探題

139 【 弘安 】 :鎌倉: 1278-1288   後宇多・伏見 :弘安の役・北条貞時
   ●「沙石集」に牛飼いが僧侶の飲む茶に興味を示した説話

140 【 正応 】 :鎌倉: 1288-1293   伏見 :久明親王・平頼綱

141 【 永仁 】 :鎌倉: 1293-1299   伏見・後伏見 :永仁の徳政令・永仁の壺

142 【 正安 】 :鎌倉: 1299-1302   後伏見・後二条 :正安元年五種歌合
   ●「金沢文庫文書」中の「金沢貞顕書状」に茶の贈与に関する記載多数

143 【 乾元 】 :鎌倉: 1302-1303   後二条 :北条実政

144 【 嘉元 】 :室町: 1303-1306   後二条 :嘉元の乱

145 【 徳治 】 :鎌倉: 1306-1308   後二条・花園 :覚山尼

146 【 延慶 】 :鎌倉: 1308-1311   花園 :守邦親王

147 【 応長 】 :鎌倉: 1311-1312   花園 :中園太相国暦記

148 【 正和 】 :鎌倉: 1312-1317   花園 :北条高時

149 【 文保 】 :鎌倉: 1317-1319   花園・後醍醐 :文保の和談

150 【 元応 】 :鎌倉: 1319-1321   後醍醐 :二条良基
  ●「仏日庵公物目録」に多数の唐物唐絵の記述

151 【 元亨 】 :鎌倉: 1321-1324   後醍醐 :元亨釈書
  ●後醍醐帝の近臣が闘茶

152 【 正中 】 :鎌倉: 1324-1326   後醍醐 :正中の変・建長寺船

153 【 嘉暦 】 :鎌倉: 1326-1329   後醍醐 :嘉暦の騒動

154 【 元徳 】 :鎌倉・北朝: 1329-1331 1332(北朝)   後醍醐・光厳 :元徳二年七夕御会和歌懐紙
  ●「金沢貞顕書状」に唐物茶湯の流行の記載

155 【 元弘 】 :鎌倉・南朝: 1331-1334   後醍醐 :元弘の乱

156 【 正慶 】 :鎌倉・北朝: 1332-1334   光厳 :北条守時
  ●光厳帝の延臣が飲茶勝負

157 【 建武 】 :北朝・南朝: 1334-1336(南朝) 1338(北朝)   後醍醐 :建武の新政
  ●「二条河原落首」に茶寄合の盛んな様の記述・「建武式目」にて足利尊氏が茶寄合を禁止

158 【 延元 】 :南朝: 1336-1340   後醍醐・後村上 :延元の乱
  ●大徳寺開山 宗峰妙超の没・夢窓疎石が西芳寺庭園を作庭

159 【 暦応 】 :北朝: 1338-1342   光明 :天龍寺船・足利尊氏
  ●徹翁義亨が大徳寺第一世住持となる

160 【 興国 】 :南朝: 1340-1347   後村上 :北畠親房

161 【 康永 】 :北朝: 1342-1345   光明 :夢中問答集
  ●「祇園社家記録」に茶勝負の点取表(本非十種次第)の記載・闘茶盛んに

162 【 貞和 】 :北朝: 1345-1350   光明・崇光 :年中行事歌合

163 【 正平 】 :南朝: 1347-1370   後村上・長慶 :正平一統・正平地震
  ●「菟玖波集」

164 【 観応 】 :北朝: 1350-1352   崇光・後光厳 :観応の擾乱
  ●「慕帰絵詞」に天目茶碗 茶筅 棗 茶釜 風炉等が描かれる

165 【 文和 】 :北朝: 1352-1356   後光厳 :足利直義
  ●文和在銘の天明釜が鎌倉の極楽律寺に伝存

166 【 延文 】 :北朝: 1356-1361   後光厳 :足利義詮・延文百首
  ●妙心寺開山 関山慧玄の没

167 【 康安 】 :北朝: 1361-1362   後孝厳 :斯波義将・康安地震

168 【 貞治 】 :北朝: 1362-1368   後光厳 :貞治の変・足利義満
  ◆「仏日庵公物目録」 ●佐々木道誉が百服の本非茶勝負を催す

169 【 応安 】 :北朝: 1368-1375   後光厳・後円融 :赤松則祐・則祐肩衝

170 【 建徳 】 :南朝: 1370-1372   長慶 :懐良親王

171 【 文中 】 :南朝: 1372-1375   長慶 :今川了俊

172 【 永和 】 :北朝: 1375-1379   後円融 :細川頼之
  ●足利義満が室町第(花の御所)を造営し会所を設ける

173 【 天授 】 :南朝: 1375-1381   長慶 :天授千首・南朝五百番歌合

174 【 康暦 】 :北朝: 1379-1381   後円融 :康暦の政変

175 【 永徳 】 :北朝: 1381-1383   後園融・後小松 :白蔵主・足利義満任大臣大饗次第

176 【 弘和 】 :南朝: 1381-1384   長慶・後亀山 :仙源抄・新葉和歌集

177 【 元中 】 :南朝: 1384-1392   後亀山・後小松 :元中一統

178 【 至徳 】 :北朝: 1384-1387   後小松 :観阿弥清次

179 【 嘉慶 】 :北朝: 1387-1389   後小松 :春屋妙葩

180 【 康応 】 :北朝: 1389-1390   後小松 :康応の外寇

181 【 明徳 】 :北朝: 1390-1394   後小松 :明徳の和約・明徳の乱

182 【 応永 】 :室町: 1394-1428   後小松・称光 :応永の乱・応永の外寇
  ●日明貿易・足利義満が北山山荘(金閣寺)を造営・世阿弥「風姿花伝」・東寺南大門前に一服一銭の茶店
   ・「教言卿記」に「備前茶壷」の記事・伏見宮貞成親王が地下人らと雲脚茶会 (「看聞御記」)

183 【 正長 】 :室町: 1428-1429   称光・後花園 :正長の土一揆・足利義教

184 【 永享 】 :室町: 1429-1441   後花園 :永享の乱・新続古今和歌集
  ●一休宗純が大徳寺如意庵住持となり十日で退く・「室町殿行幸御飾記」に足利義教の行幸接待の様

185 【 嘉吉 】 :室町: 1441-1444   後花園 :嘉吉の乱・禁闕の変・嘉吉の徳政一揆
  ●「看聞御記」に「芦屋釜」の記述

186 【 文安 】 :室町: 1444-1449   後花園 :文安の麹騒動
  ●「下学集」に「雲脚」の記述

187 【 宝徳 】 :室町: 1449-1452   後花園 :足利義政・龍安寺
  ●「正徹物語」に「茶数奇」「茶呑」「茶くらい」の記述

188 【 享徳 】 :室町: 1452-1455   後花園 :享徳の乱・一条兼良

189 【 康正 】 :室町: 1455-1457   後花園 :酬恩庵・一休宗純
  ●興福寺大乗院にて年始に茶始めの十種茶

190 【 長禄 】 :室町: 1457-1461   後花園 :長禄の変・長禄寛正の飢饉
  ◆「清巌茶話」-清巌正徹

191 【 寛正 】 :室町: 1461-1466   後花園・後土御門 :寛正の法難・長禄寛正の飢饉
  ●足利義政が正倉院御物の香木「蘭奢待」を拝領・池坊専慶が立華の名手として称賛

192 【 文正 】 :室町: 1466-1467   後土御門 :文正の政変

193 【 応仁 】 :室町: 1467-1469   後土御門 :応仁文明の乱
   ●専阿弥(田中千阿弥)ら同朋衆が細川勝元により追放 ・村田珠光が山科言国に大口袴を注文

194 【 文明 】 :室町: 1469-1487   後土御門 :応仁文明の乱・都鄙合体
  ◆「君台観左右帳記」-能阿弥
  ●古市胤栄が古市澄胤ら一族若党と淋汗茶湯・幸阿弥道長の没
   ・足利義政が東山山荘を造営し東求堂同仁斎を設ける・「御湯殿上日記」に宮中の茶湯に関する記事
   ・村田珠光が一休宗純に参禅し圜悟克勤の墨蹟を授与

195 【 長享 】 :室町: 1487-1489   後土御門 :長享延徳の乱・加賀一向一揆・足利義尚
  ●村田珠光が猪苗代兼載から「心敬僧都庭訓」を授与

196 【 延徳 】 :室町: 1489-1492   後土御門 :長享延徳の乱・慈照寺銀閣
  ●吉川家本「元亨釈書」紙背に十種茶勝負の記録・「一休年忌奉加帳」に珠光の名が記載

197 【 明応 】 :戦国: 1492-1501   後土御門・後柏原 :明応の政変・明応地震・足利義稙
  ●「新撰菟玖波集」

198 【 文亀 】 :戦国: 1501-1504   後柏原 :辛酉革命・足利義澄
  ◆「心の一紙」「お尋ねの事」-村田珠光
  ●志野宗信あて宗祗書状に珠光の名が記載・三条西実隆が六畳敷書院を求め四畳半に改め邸内に移建

199 【 永正 】 :戦国: 1504-1521   後柏原 :甲子革令・永正の乱・永正の錯乱
  ◆「君台観左右帳記」-相阿弥
  ●永正在銘の芦屋釜(根津美術館藏)・「大黒庵」在銘の釜・豊原統秋が邸内に「山里庵」を造営

200 【 大永 】 :戦国: 1521-1528   後柏原・後奈良 :寧波の乱・大永の五月崩れ
  ◆「御飾記」-相阿弥・「長歌茶湯物語」-伝相阿弥
  ●村田宗珠が珠光相伝の「君台観左右帳記」を尊鎮法親王へ書写・池坊専応「花伝書」
   ・宗長が大徳寺真珠庵に銭と天目茶碗50個を寄進・千宗易が生誕

201 【 享禄 】 :戦国: 1528-1532   後奈良 :堺公方・狩野正信

202 【 天文 】 :戦国: 1532-1555   後奈良 :天文法華の乱・足利義輝
  ◆「松屋会記」-松屋久政・「天王寺屋会記」-津田宗達・「紹鴎袋棚記」-武野紹鴎
   ・「今井宗久茶湯書抜」-今井宗久・「茶具備討集」-一漚軒宗金

203 【 弘治 】 :戦国: 1555-1558   後奈良・正親町 :三子教訓状
  ◆「池永宗作茶書」「紹鴎侘の文」「紹鴎双六の文」「紹鴎茶湯百首」-武野紹鴎

204 【 永禄 】 :戦国: 1558-1570   正親町 :永禄の変・足利義栄
  ◆「酒茶論」-蘭叔玄秀・「分類草人木」-真松斎春渓・「古伝書」-実暁

205 【 元亀 】 :戦国: 1570-1573   正親町 :元亀争乱・元亀の法難・足利義昭
  ◆「烏鼠集四巻書」-湘東一枝

206 【 天正 】 :安土桃山: 1573-1593   正親町 :天正遣欧使節・天正の地割・天正地震・織田信長
  ◆「信長茶会記」-津田宗及・「宗湛日記」-神屋宗湛
   ・〈利休台子かざり様の記〉〈利休客の次第〉「利休百会記」-千利休
   ・「茶器名物集」「山上宗二記」-山上宗二・「北野大茶湯之記」

207 【 文禄 】 :安土桃山: 1593-1596   後陽成 :文禄の役・太閤検地・豊臣秀吉
  ●豊臣秀吉が肥前陣中で黄金茶室の茶会・樂常慶が「天下一ちゃわんやき吉左衛門」と称
   ・南坊宗啓が南宗寺を出る・高山右近が神屋宗湛を招いて茶会・小堀遠州が父と松屋久政の茶会に
   ・徳川家康と蒲生氏郷が「千少庵赦免状」・「田中、天下一宗慶」の獅子香炉
   ・藪内紹智が春屋宗園より「剣仲」の号・古田織部が伏見「望覚庵」に松屋久好らを招き茶会

208 【 慶長 】 :安土桃山: 1596-1615   後陽成・後水尾 :慶長の役・慶長遣欧使節・慶長地震・徳川家康
  ◆「黒田如水茶定書」-黒田如水・「慶長御尋書」-小堀遠州・「宗春翁茶道聞書」-針屋宗春
   ・「吉田織部伝書」「古織部相伝書」「茶道秘伝」-古田織部・「有楽斎茶湯日記」・「僊林」

209 【 元和 】 :江戸: 1615-1624   後水尾 :元和偃武・元和の殉教・徳川秀忠
  ◆「小堀遠州辛酉紀行」-小堀遠州・「喫茶雑話」-茶竹子・「駿府御分物御道具帳」

210 【 寛永 】 :江戸: 1624-1645   後水尾・明正・後光明 :寛永の三筆・寛永の飢饉・紫衣事件・島原の乱
  ◆「松花堂茶会記」-松花堂昭乗・「数寄聞書」-細川三斎・「長闇堂記」-久保権大夫
   ・「茶湯百首歌」-藤重藤好・「小堀遠州茶湯置合之留」

211 【 正保 】 :江戸: 1645-1648   後光明 :徳川家光・鄭成功・沢庵宗彭
  ◆「小堀遠州書捨文」-小堀遠州・「松屋日記」-松屋久重・「遠州口切帳」・「遠州御蔵之帳」・「遠州壁書」

212 【 慶安 】 :江戸: 1648-1652   後光明 :慶安の変・慶安御触書
  ◆「織田三五郎遺品分配目録」-織田長好

213 【 承応 】 :江戸: 1652-1655   後光明・後西 :承応の変・徳川家綱
  ◆「千利休由緒書」-千逢源斎宗左・「数寄道次第」

214 【 明暦 】 :江戸: 1655-1658   後西 :明暦の大火
  ◆「宗旦示遺書」-千宗旦

215 【 万治 】 :江戸: 1658-1661   後西 :万治の大火・朱舜水
  ◆「沢庵和尚茶器詠歌集」-沢庵宗彭・「玩貨名物記」

216 【 寛文 】 :江戸: 1661-1673   後西・霊元 :萬福寺・寛文地震
  ◆「清巖禅師茶事十六ケ条」-清巌宗渭・「江岑夏書」-千江岑宗左・「細川三斎茶湯書」-細川三斎
   ・「石州侘びの文」-片桐石州・「熊田与玄茶書」-熊田与玄

217 【 延宝 】 :江戸: 1673-1681   霊元 :三井高利・延宝地震
  ◆「後西院御茶湯之記」-真敬法親王・「森田久右衛門日記」-森田光久
   ・「反古庵庸軒茶之湯之留書」-藤村庸軒

218 【 天和 】 :江戸: 1681-1684   霊元 :天和の治・徳川綱吉
  ◆「茶湯之花生様」-杉木普斎

219 【 貞享 】 :江戸: 1684-1688   霊元・東山 :貞享暦
  ◆「数寄屋工法集」-伊藤景治

220 【 元禄 】 :江戸: 1688-1704   東山 :元禄文化・柳沢吉保・赤穂事件・元禄地震
  ◆「茶道便蒙抄」「茶道要録」-山田宗偏・「南方録」「南方録来謂」-南坊宗啓
   ・「茶湯献立指南」「茶之湯三伝集」「茶湯評林」「茶之湯故実奥儀鈔」「茶之湯六宗匠伝記」-遠藤元閑
   ・「伊達綱村茶会記」-伊達綱村・「実山茶湯覚書」-立花実山・「三礼口訣」-貝原益軒
   ・「随流斎延紙ノ書」-千随流斎宗佐・「茶話指月集」-久須美疎安
   ・「杉木普斎伝書」「和漢陶器鑑定便覧」「旁求茶会記」

221 【 宝永 】 :江戸: 1704-1711   東山・中御門 :宝永地震・宝永噴火・徳川家宣
  ◆「喫去南方録続録」「喫茶南方録細語」「喫茶続録弁要」「岐路弁疑」「南坊無垢録覚書」-立花実山
   ・「貞要集」-松本見休

222 【 正徳 】 :江戸: 1711-1716   中御門 :正徳の治・徳川家継
  ◆「家之茶会」-近衛家熈・「怡渓和尚茶談」-怡渓宗悦

223 【 享保 】 :江戸: 1716-1736   中御門・桜町 :享保の改革・享保の飢饉
  ◆「宗知秘伝抄」「県宗知茶書」「庭作心得書」-県宗知・「茶道望月集」-風後庵又夢(久保可季)
   ・「茶祖珠光伝」-大心義統・「茶湯古事談」-近松茂矩・「池坊茶書」-池坊専好
   ・「槐記」-近衛家熈+山科道安

224 【 元文 】 :江戸: 1736-1741   桜町 :徳川吉宗・元文の黒船
  ●鴻池道億の没・近衛家熈の没・伊藤喜斎の没・尾形乾山「佐野伝書」・永谷宗円が青製煎茶製法を考案
   ・如心斎宗左が利休150回忌に柤堂建立・一燈宗室が利休150回忌の茶会
   ・川上不白が如心斎より皆伝を受け宗雪の名

225 【 寛保 】 :江戸: 1741-1744   桜町 :寛保の洪水・公事方御定書
  ●三谷宗鎮の没・一燈宗室が「今日庵」を修復・如心斎宗左が利休150回忌に大徳寺聚光院「閑隠席」を改修
   ・鴻池了瑛が大徳寺玉林院に「蓑庵」「霞床席」を造営・如心斎、一燈、川上不白らが七事式を制定

226 【 延享 】 :江戸: 1744-1748   桜町・桃園 :徳川家重
  ◆「源流茶話」「茶人行言録」「茶道霧の海」「茶友絶交論」「目さまし草」-藪内竹心

227 【 寛延 】 :江戸: 1748-1751   桃園 :寛延一揆・朝鮮通信使
  ◆「梅山種茶譜略」-高遊外(売茶翁)

228 【 宝暦 】 :江戸: 1751-1764   桃園・後桜町 :宝暦事件・宝暦暦・宝暦天明文化
  ◆「青湾茶話」-大枝流芳・「宗旦百年忌百会扣」-千一燈宗室

229 【 明和 】 :江戸: 1764-1772   後桜町・後桃園 :徳川家治・明和の大火・明和の三美人
  ◆「風流茶人気質」-永井堂亀友・「贅言」-松平不昧・「茶道談真砂又玄夜話」「茶道浜真砂」-千一燈宗室
   ・「茶道早合点」-珍阿・「松屋名物集」-井上平五郎・「茶道五度之書」-清水柳渓・「茶事交会一致」

230 【 安永 】 :江戸: 1772-1781   後桃園・光格 :安永の御所騒動・安永噴火・田沼意次
  ◆「茶経詳説」-大典顕常・「考茶録」・「茶器価録」

231 【 天明 】 :江戸: 1781-1789   光格 :天明の飢饉・天明の大火・天明の打ちこわし・宝暦天明文化
  ◆「逾好日記」「未央先生覚書」-酒井宗雅・「茶道秘要録」-守貫・「会席料理集」-禿箒子
   ・「茶道論」-河田直道・「又玄夜話」-千一燈宗室

232 【 寛政 】 :江戸: 1789-1801   光格 :寛政の改革・寛政異学の禁・寛政暦・松平定信
  ◆「清風瑣言」-上田秋成・「古今名物類聚」-松平不昧・「喫茶指掌編」-速水宗達
   ・「御茶事御掟」「茶道訓」-松平定信・「茶道早合点」-珍阿

233 【 享和 】 :江戸: 1801-1804   光格 :伊能忠敬・高田屋嘉兵衛・蝦夷奉行
  ◆「心の双紙」-松平定信・「煎茶仕用集」-大枝流芳

234 【 文化 】 :江戸: 1804-1818   光格・仁孝 :化政文化・徳川家斉・文化の大火・文化地震
  ◆「瀬戸陶器濫觴」-松平不昧・「茶湯由来記」-松浦鎮信・「古今茶人花押藪」-鈴木政通
   ・「続茶人花押藪」-河津蓬莱・「名物釜記」-荒井一掌・「老の波」-松平定信・「茶話真向翁」-関竹泉
   ・「茶旨略」-速水宗達・「茶道筌蹄」-稲垣休叟・「茶道聞書集」-如心斎+不白・(「蒲庵稿」-古渓宗陳)

235 【 文政 】 :江戸: 1818-1831   仁孝 :化政文化・異国船打払令・シーボルト
  ◆「旦入日記」-樂旦入・「竹田荘茶説」「三十六茶撰」-田能村竹田
   ・「茶柤的伝」「今井宗久茶湯書抜」-稲垣休叟・「売茶翁茶器図」-木村孔陽・「喫茶指掌編」-速水宗達
   ・「茶器名物図彙」-草間直方・「禅茶録」-寂庵宗沢・「老の波」-松平定信・「木芽説」-前田夏蔭
   ・「雲州松平家御蔵帳」

236 【 天保 】 :江戸: 1831-1845   仁孝 :天保の改革・天保の飢饉・天保暦
  ◆「陶器指南」-欽古堂亀祐・「茶人系譜」-鈴木政通・「茶人大系譜」-伊勢茂美・「茶器録」-花月庵鶴翁
   ・「茶人徒然草」-省吾庵主人・「喫茶敲門瓦子」-藤井維石・「北野大茶湯図」-浮田一慧

237 【 弘化 】 :江戸: 1845-1848   仁孝・孝明 :弘化地震・徳川家慶
  ◆「入門記」-井伊直弼

238 【 嘉永 】 :江戸: 1848-1855   孝明 :日米和親条約・嘉永の大火・徳川家定
  ◆「東都水屋帳」「彦根水屋帳」-井伊直弼・「賞茶或問」磯辺忠貫・「煎茶訣」-深田精一

239 【 安政 】 :江戸: 1855-1860   孝明 :安政地震・安政五カ国条約・安政の大獄・桜田門外の変
  ◆「法護普須磨」-千精中宗室・「後楽堂喫茶弁」-小川可進・「煎茶綺言」-売茶東牛
   ・「披間之弁」「茶湯一会集」-井伊直弼・「茶則」-速水宗達(速水宗曄)・「型物香合相撲番付」
   ・「宇治御茶壺道中記」

240 【 万延 】 :江戸: 1860-1861   孝明 :万延遣米使節・万延金・徳川家茂
  ◆「御流儀御伝授」「閑夜茶話」-井伊直弼・「利休居士茶之湯口伝」-千精中宗室

241 【 文久 】 :江戸: 1861-1864   孝明 :文久遣欧使節・文久の改革・文久の政変・薩英戦争・和宮降嫁
  ●山田宗学の没・初代 清風与平の没・前田斉泰が「成巽閣」「清香軒」を造営

242 【 元治 】 :江戸: 1864-1865   孝明 :元治の変(蛤御門の変)・池田屋事件
  ●小堀宗本の没・片桐宗猿の没・藪内家「燕庵」が元治の大火で類焼

243 【 慶応 】 :江戸: 1865-1868   孝明・明治 :徳川慶喜・大政奉還・戊辰戦争
  ●小堀宗中の没・玄々斎宗室が孝明帝に献茶儀・大田垣蓮月が神光院に移る

244 【 明治 】 :明治: 1868-1912   明治 :明治維新・日清戦争・日露戦争

245 【 大正 】 :大正: 1912-1926   大正 :大正デモクラシー・第一次世界大戦・関東大震災

246 【 昭和 】 :昭和: 1926-1989   昭和 :第二次世界大戦・高度経済成長

247 【 平成 】 :平成: 1989-(2019)   今上 :冷戦終結・阪神淡路大震災・東日本大震災

248 【 令和 】 :令和: (2019)-


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【表千家・裏千家 家元お好み抹茶】


▼上林春松本店 (宇治市)▼

●而妙斎…(濃茶)・戸の内昔 ・吉の森 (薄茶)・小松の白
●猶有斎…(濃茶)・橋立の昔 (薄茶)・三日月の白
●鵬雲斎…(濃茶)・翔雲 ・祥宝 ・爽明の昔 (薄茶)・華の白 ・好古の白
●坐忘斎…(濃茶)・嘉辰の昔 ・緑毛の昔  (薄茶)・五雲の白 ・双鶴の白


▼丸久小山園 (宇治市)▼

●即中斎…(濃茶)・神代の昔 ・芳瑞  (薄茶)・玉垣の白 ・祥寿
●而妙斎…(濃茶)・妙風の昔 ・彩雲  (薄茶)・三友の白 ・吉祥
●鵬雲斎…(濃茶)・慶知の昔 ・松雲の昔 ・喜雲  (薄茶)・珠の白 ・瑞泉の白 ・松柏
●坐忘斎…(濃茶)・松花の昔  (薄茶)・清浄の白


▼山政小山園 (宇治市)▼

●即中斎…(濃茶)・深瀬の昔  (薄茶)・都賀乃尾
●而妙斎…(濃茶)・葉上の昔  (薄茶)・栂の白
●鵬雲斎…(濃茶)・葉室の昔  (薄茶)・神尾の白 ・苔の白
●坐忘斎…(濃茶)・千里の昔  (薄茶)・悠和の白


▼一保堂茶舗 (京都市)▼

●即中斎…(濃茶)・今昔
●而妙斎…(濃茶)・若松の昔 ・蓬莱の昔 ・丹頂の昔 ・金毛の昔 ・松寿の昔
     (薄茶)・縁の白 ・結の白 ・小川の緑
●鵬雲斎…(濃茶)・青雲 ・明昔 ・平成の昔 ・幾世の昔
     (薄茶)・曙の白  ・若き白 ・一葉の白
●坐忘斎…(濃茶)・雲門の昔  (薄茶)・関の白


▼福寿園 (京都市)▼

●即中斎…(薄茶)・冨久森
●而妙斎…(濃茶)・寿福の昔  (薄茶)・龍松の白
●鵬雲斎…(濃茶)・平安の昔 ・閑松の昔 ・都乃昔 ・葆光の昔  (薄茶)・精華の白 ・静友の白
●坐忘斎…(濃茶)・萬丈の昔 ・栄松乃昔 ・瑞縁  (薄茶)・山月の白 ・青仁乃白 ・飛泉


▼祇園辻利 (京都市)▼

●即中斎…(濃茶)・菊昔  (薄茶)・桐の森 ・都路緑
●而妙斎…(濃茶)・栂尾の昔  (薄茶)・金剛の白
●鵬雲斎…(濃茶)・豊榮の昔 ・萬風ノ昔  (薄茶)・松清の白 ・寿松ノ白
●坐忘斎…(濃茶)・壷中の昔  (薄茶)・長久の白


▼柳桜園茶舗 (京都市)▼

●而妙斎…(濃茶)・祥雲の昔  (薄茶)・珠の白
●鵬雲斎…(濃茶)・鳳の昔  (薄茶)・敬の白
●坐忘斎…(濃茶)・長松の昔  (薄茶)・江雲の白


▼岸松園老舗 (京都市)▼

●即中斎…(濃茶)・細波  (薄茶)・志賀の里
●而妙斎…(濃茶)・千歳の昔  (薄茶)・古都の白
●鵬雲斎…(濃茶)・山里の昔 ・都華の昔  (薄茶)・松声の白 ・悠久の白


▼松田桃香園 (京都市)▼

●而妙斎…(濃茶)・御香の昔  (薄茶)・御諸の白
●鵬雲斎…(濃茶)・瑞豊の昔  (薄茶)・松香の白


▼松風園 (京都市)▼

●鵬雲斎…(濃茶)・松寿の昔 ・洛中の昔 ・和祥の昔  (薄茶)・萬古の白 ・友輪の白
●坐忘斎…(濃茶)・長歌の昔  (薄茶)・風清の白


▼松籟園 (京都市)▼

●鵬雲斎…(濃茶)・豊松ノ昔 ・喜松ノ昔  (薄茶)・和友の白 ・颯々ノ昔 ・宝雲
●坐忘斎…(濃茶)・幽閑乃昔  (薄茶)・竹浪乃白


▼伊藤園 (渋谷区)▼

●鵬雲斎…(濃茶)・寿榮の昔  (薄茶)・吟風の白
●坐忘斎…(濃茶)・遊亀乃昔 ・万暦の昔  (薄茶)・群鶴乃白 ・宝尽の白


▼竹茗堂茶店 (静岡市)▼

●鵬雲斎…(濃茶)・鳳静の昔  (薄茶)・清寿の白
●坐忘斎…(濃茶)・山雲の昔  (薄茶)・海月の白


▼三丘園茶店 (池田市)▼

●而妙斎…(濃茶)・千樹の昔  (薄茶)・清香の白


▼辻利園 (岡山市)▼

●而妙斎…(濃茶)・吉備の昔
●鵬雲斎…(濃茶)・瀬戸の昔  (薄茶)・宇鶴の白
●坐忘斎…(濃茶)・翠嶺乃昔  (薄茶)・清渓乃白


▼お茶の原寿園 (広島市)▼

●鵬雲斎…(濃茶)・清寿の昔  (薄茶)・翠香の白
●坐忘斎…(濃茶)・江山の昔  (薄茶)・風月の白


▼千茶荘 (松江市)▼

●鵬雲斎…(濃茶)・可楽の昔  (薄茶)・思水の白
●坐忘斎…(濃茶)・遠山の昔  (薄茶)・青苔の白


▼原寿園 (出雲市)▼

●鵬雲斎…(濃茶)・久榮の昔  (薄茶)・青岑の白
●坐忘斎…(濃茶)・豊光の昔  (薄茶)・清音の白


▼星野製茶園 (八女市)▼

●而妙斎…(濃茶)・妙峰の昔  (薄茶)・星霜の白
●鵬雲斎…(濃茶)・星友の昔  (薄茶)・弥名の白
●坐忘斎…(濃茶)・延年之昔  (薄茶)・舞之白


【表千家・裏千家 家元お好み練香】


▼鳩居堂 (京都市)▼

●表千家… 紫野
●裏千家… 松重 ・宿の梅
●鵬雲斎… 若松
●坐忘斎… 坐雲

▼松栄堂 (京都市)▼

●即中斎… 雲井
●而妙斎… 松柏
●鵬雲斎… 彩雲
●坐忘斎… 松濤

▼薫玉堂 (京都市)▼

●坐忘斎… 紫宝


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▼三千家▼  【碌々斎+又玅斎+一指斎】

・三友棚

▼裏千家▼  【円能斎+淡々斎】

・円叔棚

▼表千家・裏千家▼  【即中斎+淡々斎】

・扇棚


【1:利休】

・角棚 ・袋棚 ・志野棚 ・山里棚 ・烏帽子棚  ・葭棚 (台目棚) ・桐木地二重棚 ・桐木地三重棚
・桐木地四方棚  ・高麗卓  ・桐木地丸卓  ・真台子 (大) ・竹台子 (小) ・朱塗山道真台子  ・及台子  ・休台子
・真塗長板 (大・小) ・桐木地長板 (大) ・掻合塗長板  ・大板  ・旅箪笥  ・冠台

【2:少庵】

【3:宗旦】

・炮烙棚 ・一閑張三重棚 ・高麗卓 ・一閑張丸卓 ・桑真台子  ・一閑塗高麗台子 ・一閑及台子 ・桑木地及台子
・青漆爪紅及台子  ・一閑長板 (大・小)  ・置洞庫


▼表千家▼

【4:江岑】

・桐木地四方棚 ・寄木三木町棚 (江岑棚)

【5:随流斎】

・松ノ木長板 (小)

【6:覚々斎】

・江岑棚 ・矢筈棚 ・桐木地三重棚 ・桐木地三木町棚

【7:如心斎】

・桑木地三重棚  ・冠卓 ・桑小卓 ・真台子 (小) ・真塗長板 (小)

【8:啐啄斎】

・桧木地溜塗丸卓   ・松摺漆長板 (小)

【9:了々斎】

・水指棚  ・真塗三重棚  ・桐掻合長板 (大)  ・青漆爪紅長板 (小)

【10:吸江斎】

・溜二重棚   ・桐木地抱清棚 ・桑小卓 ・桐小卓

【11:碌々斎】

・糸巻棚  ・方円棚   ・好文棚 ・木屋町棚   ・榎木地四方棚 ・杉木地抱清棚  ・一閑張青漆爪紅二重棚
・一閑溜塗長板  ・木地小旅箪笥

【12:惺斎】

・好文棚   ・松ノ木摺漆抱清棚 ・桐木地糸巻棚  ・桑木地糸巻棚   ・桐木地二重棚 ・杉木地糸巻二重棚
・飛騨製糸巻二重棚 ・青漆爪紅四方棚  ・松ノ木摺漆四方棚 ・柳小卓 ・秋田製桑小卓 ・一閑青漆爪紅小卓
・一閑青漆爪紅糸巻二重卓  ・松ノ木摺漆丸卓 ・一閑青漆爪紅丸卓 ・桐木地高麗卓  ・一閑爪紅高麗卓
・宗哲爪紅高麗卓  ・青漆爪紅高麗卓   ・一閑溜布目張高麗卓 ・桐木地及台子 ・松ノ木摺漆縁溜塗及台子
・青漆爪紅長板 (大)  ・松ノ木摺漆長板 (大) ・桐春慶塗旅箪笥

【13:即中斎】

・八景棚 ・小袋棚 ・台目棚 ・好日棚 ・溜塗江岑棚 ・桐木地扇棚 ・鱗透二重棚 ・扇面透二重棚
・溜爪紅四方棚  ・一閑溜塗爪紅小四方棚 ・青漆爪紅紹鴎棚  ・末広棚 (立礼卓) ・旅卓 ・蓬莱卓
・黒爪紅一閑張高麗台子 ・溜オコシ目及台子

【14:而妙斎】

・黒四方棚   ・竹張組立二重棚  ・末広棚 (立礼卓)  ・竹張溜丸卓

【15:猶有斎】


▼裏千家▼

【4:仙叟】

・蛤棚 ・釘箱棚 ・桑小卓 ・桐木地長板 (大) ・旅箪笥

【5:不休斎】
【6:六閑斎】
【7:最々斎】

【8:一燈】

・香狭間棚  ・焼桐棚 (鐘楼棚) ・高麗台子  ・老松台子 ・鴨脚台子  ・桐木地及台子

【9:不見斎】

【10:認得斎】

・桑真台子  ・夕顏蒔絵真台子  ・桑木地大板

【11:玄々斎】

・杉棚 ・更好棚 ・寒雲棚 ・円融棚 ・五行棚 ・誰ヶ袖棚  ・木地更好棚 ・爪紅更好棚 ・漆張更好棚
・寒雲卓 ・円融卓 ・立礼卓 ・点茶盤 ・一閑大板  ・杉旅箪笥 ・円融台

【12:又玅斎】

・香狭間棚  ・四方卓 ・松ノ木台子 ・春慶塗竹台子

【13:円能斎】

・巴棚 ・源氏棚 ・糸巻棚 ・温故棚 ・壺々棚 ・吉野棚 ・寒雲棚 ・猿臂棚 ・円能卓 ・五行台子
・老松台子   ・杉及台子 ・欅木地長板 ・青漆爪紅長板 ・献茶台

【14:淡々斎】

・旭棚 ・寿棚 ・渚棚 ・瓢棚 (文化棚) ・円意棚  ・遠山棚 ・菊寿棚 ・御幸棚 ・荒磯棚 ・七宝棚
・秋泉棚 ・尚歌棚 ・清和棚 ・折据棚 ・千歳棚 ・大内棚 ・知足棚 ・独楽棚 ・豊祥棚 ・溜精棚 ・誰ヶ袖棚
・徒然棚 (業平棚) ・おつぼ棚  ・八千代棚 ・加寿美棚 (霞棚) ・御園棚 (立礼卓) ・蛤卓 ・方円卓
・松光卓  ・飛騨春慶台子  ・青漆爪紅大板

【15:鵬雲斎】

・扇棚 ・竹寿棚 ・七宝棚 ・山雲棚 ・寿扇棚 ・行雲棚 ・平悠棚 ・三和棚 ・桐銀杏棚  ・桑三成棚
・四方瓢棚   ・爪黒更好棚   ・春秋棚 (立礼卓) ・知新棚 (立礼卓) ・面青漆若松蒔絵真台子

【16:坐忘斎】

・富貴棚 ・平生棚 ・吟風棚 ・溜塗佳辰棚 ・黒塗佳辰棚 ・桐木地雲鶴棚 ・和親棚 (立礼卓) ・座礼棚 (座礼卓)



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【1:利休】

・菊桐大棗 ・菊大棗 ・桐大棗 ・黒大棗 ・黒中棗 ・黒小棗 ・黒平棗 ・一服入棗 ・鷲棗 ・真中次 ・面中次
・黒雪吹 ・白粉解 ・尻張棗 ・黒茶桶 ・寸切 ・帽子棗 ・再来棗 ・香次棗 ・秋野棗

【2:少庵】

・夜桜棗 ・根来亀棗

【3:宗旦】

・又隠棗 ・狂歌棗 ・松木棗 ・再来棗 ・夜桜棗 ・本字棗 ・折ため絵棗 ・竹棗 ・解棗 ・菊大棗 ・溜中棗
・乱菊中棗・黒小棗 ・詩中次 ・溜面中次 ・蔦茶器 ・一閑張茶器 ・菊蒔絵薬器 ・折ため金輪寺 ・挽溜茶桶
・溜大雪吹


▼表千家▼

【4:江岑】

【5:随流斎】

・黒大棗 ・菊桐蒔絵棗 ・蔦茶桶

【6:覚々斎】

・菊桐蒔絵雪吹 ・老松割蓋茶器

【7:如心斎】

・壺々蒔絵棗 ・十牛溜大棗 ・月花絵黒小棗 ・あこだ茶器

【8:啐啄斎】

【9:了々斎】

・不識棗 ・春野棗 ・溢梅蒔絵棗 ・淀水車古材棗

【10:吸江斎】

・玉の絵棗 ・力囲希棗

【11:碌々斎】

・既望棗 ・玉書詰溜平棗 ・溢梅蒔絵雪吹

【12:惺斎】

・望棗 ・三光棗 ・吉野絵棗 ・山葡萄棗 ・溜飯器棗 ・貝絵溜飯器棗 ・笹ノ絵溜塗棗 ・鱗鶴大棗 ・エゾ絵大棗
・芽張柳大棗・氷梅黒絵大棗 ・桐竹蒔絵大棗 ・笹黒絵溜亥大棗 ・醍醐枝垂桜大棗・イジ叩塗内溜塗夕顔大棗
・菊絵溜平棗 ・長生殿蒔絵蓬莱平棗・笹ノ絵雪吹 ・溢梅蒔絵雪吹 ・桐竹蒔絵雪吹 ・内溜白竹張雪吹 ・芽張柳蒔絵雪吹
・氷梅黒絵小雪吹 ・春野蒔絵寸切

【13:即中斎】

・瑞兆棗 ・九重棗 ・金城棗 ・青漆蓬莱棗 ・黒大棗 ・神路山大棗 ・芽張柳黒大棗 ・松竹蒔絵大棗
・春秋誰ヶ袖大棗 ・粉溜青貝紅葉大棗 ・純金中棗 ・柊蒔絵中棗 ・楓蒔絵糸目中棗 ・夏誰ヶ袖平棗 ・青貝中次
・冬誰ヶ袖大雪吹 ・青貝入蛍早苗雪吹 ・昔写茶器 ・唐物写独楽茶器

【14:而妙斎】

・扇松棗 ・曲江竹棗 ・春霞大棗 ・松唐草蒔絵黒大棗 ・松葉松子蒔絵黒大棗 ・鱗鶴蒔絵中棗 ・翠松竹平棗
・七宝蒔絵平棗 ・若松蒔絵平棗 ・竹中次 ・菊蒔絵金輪寺 ・菊蒔絵寸切

【15:猶有斎】


▼裏千家▼

【4:仙叟】

・河太郎棗 ・望月棗 ・茶合棗 ・絵具棗 ・碁笥棗 ・蔦平茶器

【5:不休斎】

・溜面取棗 ・甲赤茶器 ・蔓付茶器

【6:六閑斎】

・胴張棗 ・漆張小棗

【7:最々斎】

・寒雲棗 ・駒留棗 ・日出棗 ・桑大棗 ・梅蒔絵割蓋茶器 ・薬器

【8:一燈】

・登亀棗 ・寒雲棗 ・壺々大棗 ・玉絵平棗 ・老松茶器 ・龍頭茶入 ・斗量

【9:不見斎】

・独楽棗 ・黒大棗 (五器) ・詩中次

【10:認得斎】

・宝船棗 ・蔦蒔絵棗 ・折ため柳棗 ・奉書張亀棗 ・一服入棗 ・夕顔大棗 ・柳蒔絵黒中棗 ・松竹梅中棗 ・歌中次

【11:玄々斎】

・西山名所棗 (十二器) ・梅棗 ・蔦棗 ・曙棗 ・歌棗 ・胴張棗 ・亀山棗 ・広沢棗 ・鳴滝棗 ・双岡棗
・松尾棗 ・嵐山棗 ・栂の尾棗 ・野々宮棗 ・臨川寺棗 ・戸難瀬棗 ・羽衣棗 ・芹川棗 ・三友棗 ・源氏棗
・七賢棗 ・松梅棗 ・金砂棗 ・徳風棗 ・豊兆棗 ・富士棗 ・駒留棗 ・雪花棗 ・唐うた棗 ・秋の夜棗
・一閑金砂棗 ・木地寒雲棗 ・洗朱中棗 ・夕顔中棗 ・七宝形模様中棗 ・溜平棗 ・竹平棗 ・夕顔平棗 ・玉椿平棗
・花筏平棗 ・夕顔溜平棗 ・大内山平棗 ・折ため柳平棗 ・春秋七草平棗 ・仁和寺桜木平棗 ・雪吹中次 ・溢梅雪吹
・松竹梅中次 ・詩中次 ・羽衣茶器 ・紅梅茶器 ・青磁茶器 ・小瓢割蓋茶器 ・龍頭茶入

【12:又玅斎】

・松向棗 ・常盤棗 ・東雲棗 ・老松棗 ・竹中次

【13:円能斎】

・十二月棗 ・延寿棗 ・庚申棗 ・寿老棗 ・汐汲棗 ・亀蔵棗 ・日出棗 ・猿尻棗 ・飴釉棗 ・日の丸棗
・竹中棗 ・張貫中棗 ・櫟平棗 ・老松平棗 ・凡鳥桐平棗 ・鳳凰蒔絵平棗 ・梅木雪輪平棗 ・面中次 ・竹張雪吹
・溜瓢形茶器 ・雲鶴手青磁割蓋茶入

【14:淡々斎】

・祇園棗 (七器) ・霞棗 ・瑞松棗 ・金鵄棗 ・梅月棗 ・桜川棗 ・団扇棗 ・臨池棗 ・三友棗 ・金瓢棗
・鳳凰棗 ・徳風棗 ・末広棗 ・苫屋棗 ・猿尻棗 ・朝陽棗 ・三合棗 ・茶合棗 ・朱丸棗 ・大堰川棗
・五節句棗 ・日の丸棗 ・露の字棗 ・多加喜屋棗 ・宝尽末広棗 ・春秋丸紋棗 ・独楽紋香次棗
・松唐草蒔絵折ため棗 ・銀欄手松鶴陶棗 ・渦彫大棗 ・和歌浦大棗 ・大黒庵大棗 ・桐菊蒔絵大棗 ・朱菊蒔絵大棗
・老松蒔絵大棗 ・菊唐草蒔絵大棗 ・翔鶴蒔絵黒大棗 ・渦中棗 ・鳳凰中棗 ・牡丹唐草中棗 ・鳳凰平棗
・蒔絵竹平棗 ・日出鶴平棗 ・壺々紋竹平棗 ・桑中次 ・一閑面中次 ・海松蒔絵溜面中次 ・渦薬器

【15:鵬雲斎】

・三葉棗 ・五葉棗 ・寿輪棗 ・三光棗 ・山里棗 ・独楽棗 ・糸巻棗 ・春秋蒔絵一双棗 ・稲穂絵俵棗
・瀧蒔絵長棗 ・垂水青漆長棗 ・甲赤大棗 ・六瓢大棗 ・玉の絵大棗 ・朱菊絵大棗 ・波光青大棗 ・雲錦竹大棗
・三景蒔絵大棗 ・亥絵木地大棗 ・四君子蒔絵大棗 ・葵絵文字入大棗 ・亥歳玩具絵溜大棗 ・流水春草絵黒大棗
・松ニ雲絵折ため大棗 ・牡丹唐草絵黒中棗 ・手遊彩漆絵黒小棗 ・宝尽平棗 ・鶴蒔絵平棗 ・壺々紋竹平棗
・水月金溜平棗 ・瑞烏蒔絵黒平棗 ・鳳凰桐蒔絵竹平棗 ・登亀絵朱イジ塗平棗 ・白竹張面中次 ・海松蒔絵溜面中次
・流水千鳥蒔絵溜雪吹 ・菊陶花紋入桑木地雪吹 ・雲井茶器 ・七福茶器 ・松画和字茶器 ・蔦蒔絵銀杏茶器

【16:坐忘斎】

・松花棗 ・㐂々棗 ・惶星棗 ・桜楓棗 ・千登世棗 ・都る亀棗