: 茶道の落語 (茶ノ湯と落語) :
▼ 旧ブログ 記事:2012/05/18 22:42 からの転載 ▼
どんな仕事や 作業でも、同じだと思いますが、あるていど分量を溜めて、まとめて やっつけた方が効率的でありまして……
先日より 経理作業にとりかかっております。
音楽を聴きながら リズムよくさばくのも、何日もそれが続くと さすがに飽き、フト そうや 落語がエエかも! と思い立ちました。
特殊な仕訳など めったに発生しないので、笑いながら パソコンに向かえるのは 最高です。
で、せっかく落語を聞くなら、茶道(茶の湯)に関わりのある噺を と、
2008年の 月刊 『淡交』 をひっぱり出して来ました。
同誌で 1年間にわたり、落語作家の 小佐田定雄氏が、「茶のある噺」 というコラムを連載されていたのを、思い出した次第です。
(コラム自体、小佐田さんの軽妙な語り口 そのままの、読み易く 行き届いた読物です。バックナンバーも手に入るようですので、よろしければ ご覧ください。)
もう一度 読み返したい誘惑にかられながら、Google動画検索で、現在 試聴できる噺を、ひと通り 聞いてみました。
演者により、個性が くっきりと現れて、実に 楽しい 一時でした。
(↓一例を リンクさせて頂きますが、過去の経験上、削除され、リンク切れ となるケースも多いようです……実際に高座に足を運びたい所です。)
(演目の下のリンクは、ウィキペディア による 解説です。サゲまで 記載されている場合がありますので、ご留意ください。)
(演者は、現在、YouTubeやニコニコ動画など、web上で視聴できる 噺家のうち、私が実際に聞き比べたものを 記載しました。感想は、永くなりそうなので、ここには書かないことにしました……。江戸落語に比べ、上方落語が 少なくて 残念でした……)
【1月号】 「猫の茶碗」 (猫の皿)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8C%AB%E3%81%AE%E7%9A%BF
:古今亭志ん朝・立川志の輔・桂米朝・月亭方正 (山崎邦正)
【2月号】 「はてなの茶碗」 (茶金)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AF%E3%81%A6%E3%81%AA%E3%81%AE%E8%8C%B6%E7%A2%97
:桂米朝・古今亭志ん朝
【3月号】 「利休の茶」
【4月号】 「饅頭こわい」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%BE%E3%82%93%E3%81%98%E3%82%85%E3%81%86%E3%81%93%E3%82%8F%E3%81%84
:桂枝雀・桂米朝・立川談志
【5月号】 「不昧公夜話」
【6月号】 「茶の湯」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8C%B6%E3%81%AE%E6%B9%AF_(%E8%90%BD%E8%AA%9E)
:桂文朝・柳家小三治・3代目 三遊亭金馬・立川志の輔・三遊亭円楽
【7月号】 「金明竹」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E6%98%8E%E7%AB%B9
:三遊亭金馬・柳屋小せん・三遊亭圓生・立川志らく
【8月号】 「にゅう」
【9月号】 「井戸の茶碗」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%95%E6%88%B8%E3%81%AE%E8%8C%B6%E7%A2%97
:桂歌丸・古今亭志ん生・立川志の輔・春風亭柳朝・古今亭志ん朝
【10月号】 「花瓶」 (しびん) (尿瓶の花活)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%97%E3%81%B3%E3%82%93
:橘ノ圓都・8代目 桂文楽
【11月号】 「荒茶」 (荒大名の茶の湯)
:桂春雨
【12月号】 「大仏餅」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E4%BB%8F%E9%A4%85
:8代目 桂文楽
(掲載外ですが、「京の茶漬」:桂米朝 も聞きました。かの〈京のぶぶ漬〉の噺です。)
↑
「金明竹」 の圓生さんの上方弁のクダリに 注目しました。 (いやラジオなので 注耳でしょうか)。どうやら お生まれは大阪のようで。
落語を聞きながらの経理は、楽しすぎて、もう これに目がありません、ラジオだけに。 お後がよろしいようで
*
上方落語協会 の 桂春雨さん (上、「荒大名の茶の湯」) と、web検索を ご縁に、ツイッターでフォローさせて頂き、
https://twitter.com/#!/harusamek
ブログを紹介させて頂く ↓ ご許可を得ました。
http://harusame.exblog.jp/
「楽茶会」、私は まだ行ったことがないのですが、実に楽しそうです……。タイミングがあえば 一度 是非 お伺いしたいと思いつつ
記事中、〈 国宝 箱書 「はてなの茶碗」 〉
http://harusame.exblog.jp/tags/%E8%8C%B6%E7%A2%97/
……↑ネタばらし をしてしまいますと……桂文枝さん 作(←5代目。来月、三枝さんが6代の襲名を予定されてマス!) の伊賀焼 に、人間国宝の 桂米朝さんが 「はてなの茶碗」 と書付けてあるもの
『はてなの茶会』……実に 面白そうです。どうやら 先月の「楽茶会」 でも、「はてなの茶碗」の他、草間彌生さんの庭に、掛物は 文枝・米朝・春団治 合筆 「寿限無」 が取り合わされていたようで。
四天王のうち、鬼籍に入られている笑福亭松鶴さん を除く3師匠の 揃い踏みです。「実に、贅沢な話ですな〜〜」 (←米朝師匠ふうに)
(歌舞伎役者さんの箱書や御自作には、過去に縁がありましたが、噺家さんのは確か手にしたことがなく、?、非常に興味をそそられた次第です)
余談ですが……たった今、春雨さんのお生まれが 東京だと知りました。(上記、圓生さんの逆 ですね。) 関西弁ネイティブスピーカーの私としましては、噺家さんの スゴさを、改めて知らされた次第です。
いや、スゴいというより、怖い。
「あとは、お茶が怖い…」
どんな仕事や 作業でも、同じだと思いますが、あるていど分量を溜めて、まとめて やっつけた方が効率的でありまして……
先日より 経理作業にとりかかっております。
音楽を聴きながら リズムよくさばくのも、何日もそれが続くと さすがに飽き、フト そうや 落語がエエかも! と思い立ちました。
特殊な仕訳など めったに発生しないので、笑いながら パソコンに向かえるのは 最高です。
で、せっかく落語を聞くなら、茶道(茶の湯)に関わりのある噺を と、
2008年の 月刊 『淡交』 をひっぱり出して来ました。
同誌で 1年間にわたり、落語作家の 小佐田定雄氏が、「茶のある噺」 というコラムを連載されていたのを、思い出した次第です。
(コラム自体、小佐田さんの軽妙な語り口 そのままの、読み易く 行き届いた読物です。バックナンバーも手に入るようですので、よろしければ ご覧ください。)
もう一度 読み返したい誘惑にかられながら、Google動画検索で、現在 試聴できる噺を、ひと通り 聞いてみました。
演者により、個性が くっきりと現れて、実に 楽しい 一時でした。
(↓一例を リンクさせて頂きますが、過去の経験上、削除され、リンク切れ となるケースも多いようです……実際に高座に足を運びたい所です。)
(演目の下のリンクは、ウィキペディア による 解説です。サゲまで 記載されている場合がありますので、ご留意ください。)
(演者は、現在、YouTubeやニコニコ動画など、web上で視聴できる 噺家のうち、私が実際に聞き比べたものを 記載しました。感想は、永くなりそうなので、ここには書かないことにしました……。江戸落語に比べ、上方落語が 少なくて 残念でした……)
【1月号】 「猫の茶碗」 (猫の皿)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8C%AB%E3%81%AE%E7%9A%BF
:古今亭志ん朝・立川志の輔・桂米朝・月亭方正 (山崎邦正)
【2月号】 「はてなの茶碗」 (茶金)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AF%E3%81%A6%E3%81%AA%E3%81%AE%E8%8C%B6%E7%A2%97
:桂米朝・古今亭志ん朝
【3月号】 「利休の茶」
【4月号】 「饅頭こわい」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%BE%E3%82%93%E3%81%98%E3%82%85%E3%81%86%E3%81%93%E3%82%8F%E3%81%84
:桂枝雀・桂米朝・立川談志
【5月号】 「不昧公夜話」
【6月号】 「茶の湯」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8C%B6%E3%81%AE%E6%B9%AF_(%E8%90%BD%E8%AA%9E)
:桂文朝・柳家小三治・3代目 三遊亭金馬・立川志の輔・三遊亭円楽
【7月号】 「金明竹」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E6%98%8E%E7%AB%B9
:三遊亭金馬・柳屋小せん・三遊亭圓生・立川志らく
【8月号】 「にゅう」
【9月号】 「井戸の茶碗」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%95%E6%88%B8%E3%81%AE%E8%8C%B6%E7%A2%97
:桂歌丸・古今亭志ん生・立川志の輔・春風亭柳朝・古今亭志ん朝
【10月号】 「花瓶」 (しびん) (尿瓶の花活)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%97%E3%81%B3%E3%82%93
:橘ノ圓都・8代目 桂文楽
【11月号】 「荒茶」 (荒大名の茶の湯)
:桂春雨
【12月号】 「大仏餅」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E4%BB%8F%E9%A4%85
:8代目 桂文楽
(掲載外ですが、「京の茶漬」:桂米朝 も聞きました。かの〈京のぶぶ漬〉の噺です。)
↑
「金明竹」 の圓生さんの上方弁のクダリに 注目しました。 (いやラジオなので 注耳でしょうか)。どうやら お生まれは大阪のようで。
落語を聞きながらの経理は、楽しすぎて、もう これに目がありません、ラジオだけに。 お後がよろしいようで
*
上方落語協会 の 桂春雨さん (上、「荒大名の茶の湯」) と、web検索を ご縁に、ツイッターでフォローさせて頂き、
https://twitter.com/#!/harusamek
ブログを紹介させて頂く ↓ ご許可を得ました。
http://harusame.exblog.jp/
「楽茶会」、私は まだ行ったことがないのですが、実に楽しそうです……。タイミングがあえば 一度 是非 お伺いしたいと思いつつ
記事中、〈 国宝 箱書 「はてなの茶碗」 〉
http://harusame.exblog.jp/tags/%E8%8C%B6%E7%A2%97/
……↑ネタばらし をしてしまいますと……桂文枝さん 作(←5代目。来月、三枝さんが6代の襲名を予定されてマス!) の伊賀焼 に、人間国宝の 桂米朝さんが 「はてなの茶碗」 と書付けてあるもの
『はてなの茶会』……実に 面白そうです。どうやら 先月の「楽茶会」 でも、「はてなの茶碗」の他、草間彌生さんの庭に、掛物は 文枝・米朝・春団治 合筆 「寿限無」 が取り合わされていたようで。
四天王のうち、鬼籍に入られている笑福亭松鶴さん を除く3師匠の 揃い踏みです。「実に、贅沢な話ですな〜〜」 (←米朝師匠ふうに)
(歌舞伎役者さんの箱書や御自作には、過去に縁がありましたが、噺家さんのは確か手にしたことがなく、?、非常に興味をそそられた次第です)
余談ですが……たった今、春雨さんのお生まれが 東京だと知りました。(上記、圓生さんの逆 ですね。) 関西弁ネイティブスピーカーの私としましては、噺家さんの スゴさを、改めて知らされた次第です。
いや、スゴいというより、怖い。
「あとは、お茶が怖い…」